飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81 お知らせ
福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。
呼吸器内科スタッフ13名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+専攻医4名+特任副院長1名(R5年4月現在)で、日々楽しく頑張っています。 大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。 飯塚病院呼吸器内科では、専攻医やスタッフを募集しています。ご興味のある方はktobinoh2@aih-net.comまでご連絡ください。 お勧めブログ 飯塚病院血液内科ブログ カテゴリ
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研究会発表と呼吸器病センター歓迎会
はじめまして、1128と同期の新米スタッフAJです。
ブログに初投稿します。皆様、今後ともよろしくお願いします!! 飯塚病院では、若手スタッフや後期研修医も増え、毎日切磋琢磨しながら診療をしています!! さて、最近の出来事を報告します。 4/10木曜日に【KKK(北九州呼吸器懇話会)】に出席してきました。 これは、北九州・飯塚地区の病院を中心に興味深い症例などを報告しあう場です。 質問時間も限られてないため、熱い議論が交わされます。 主に若手が発表することが多いのですが、どんな鋭いツッコミがくるかと、とてもドキドキする研究会です。 今回、飯塚病院代表として、「急性呼吸不全を呈した血球貪食症候群の一例」という題で発表してきました。 症例を簡単にまとめると、特に基礎疾患のない19歳の女性で、粟粒結核により血球貪食症候群(HPS)をきたした一例でした。 結核+HPSは、抗結核薬での治療をしなければ致死率100%といわれています(Intensive Care Med 2008;34:1177-87)。また、治療しても全年齢ので死亡率は44%と高値です(Hong Kong Med J 2012;18:517-25)。結核+HPSの頻度としては、HPSの約3%と稀な疾患ではありますが、死亡率が高いため、まず結核も疑い検査をするということが大切だと思います。 学生の頃は、結核は昔の病気という印象がありました。しかし、呼吸器内科になり、結核と診断する機会がまだまだ多いことにビックリしました!! 結核をまず”う・た・が・い”検査を提出すること大切と、最近思う次第であります。 懇話会の後は、呼吸器病センターの歓迎会を行いました。 呼吸器外科からスタッフ1名+後期研修医1名、呼吸器内科からスタッフ1名+後期研修医3名が新たに加わり総勢16名で呼吸器病センターを盛り上げていきます。
by res81
| 2014-04-13 18:25
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