飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81 お知らせ
福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。
呼吸器内科スタッフ13名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+専攻医4名+特任副院長1名(R5年4月現在)で、日々楽しく頑張っています。 大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。 飯塚病院呼吸器内科では、専攻医やスタッフを募集しています。ご興味のある方はktobinoh2@aih-net.comまでご連絡ください。 お勧めブログ 飯塚病院血液内科ブログ カテゴリ
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研究会の報告~サルコイドーシスの発症機序~引き続き、更新します。スタッフのAjです。 朝6時に飯塚を出発し、夜に帰ってきました!少し疲れましたが、とても勉強になり、有意義な時間を過ごすことができました。 症例検討だけでなく、サルコイドーシス研究会では、東京医科歯科大学の江石先生から「サルコイドーシスの病因論(アクネ菌について)と治療戦略」についての講演、びまん研では近畿中央胸部疾患センターの井上先生から「リンパ脈管筋腫症」についての講演を聞きました。 ・サルコイドーシスは、130年以上原因不明の疾患である。 ・現在、病変部から分離培養可能な唯一の部生物であるアクネ菌が最も有力な原因細菌であり、アクネ菌の感染とアレルギー反応が加わり病気が成立すると考えられている。 <発症の機序> 「アクネ菌潜伏感染→細胞内増殖(感染型)→内因性に活性化され全身へ。宿主要因(アレルギー素因を有する人)により過度のTh1反応がおこり、感染型アクネ菌の拡散防止目的に肉芽腫形成がおこる。」 現在、治療として抗菌薬内服が検討され、多施設臨床試験中とのことでした。アクネ菌に対して抗菌薬、アレルギー反応に対してステロイドを。 これから、サルコイドーシスの治療が進歩していくことが期待されます。 初めて参加しましたが、とても勉強になりました。
これからも勉強会にはどんどん参加していきたいです!
by res81
| 2014-05-16 00:16
| 学会・研修会
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