飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81
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福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。

呼吸器内科スタッフ7名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+後期研修医6名(H28年4月現在)で、日々楽しく頑張っています。
大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。

飯塚病院呼吸器内科では、後期研修医やスタッフを募集しています。ご興味のある方は
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UPMC(University of Pittsburgh Medical Center)での研修報告➂

12月5日 研修1日目

【午前中】
WISERというシミュレーションセンター(medical training center)に見学に行きました。シミュレーションすることは、患者さんの安全はもちろん、診療/技術の改善につながる大切なtrainingであります。WISERには 11個の部屋があり、年間14500のシミュレーションをしているとのこと。
挿管、CVの技術の練習だけでなく、Difficult Airway Management(DAM)の症例(輪状甲状靱帯穿刺および経気管ジェット 換気も経験できる)やECMOも使用しているモデルなど様々のシチュエーションのシミュレーションが行われていました。大規模災害を想定したモデルなど書ききれないほどです。もちろん3G高機能患者シミュレーターも常備されており、実際に人形がシバリングをおこしたり、汗をかいたり、瞳孔反射がみれたり…感動でした。

シミュレーションは経験には勝らないかもしれませんが、一度経験し失敗や反省することで実際に経験した時によりスムーズに安全に対応できると実感しました。また、本や口頭指導だけでは学ぶことのできないチームワークも体験できることはとてもいいことだと思いました。

☆当科ですぐに取り入れられるシミュレーションは何か考えながら講義を受けていました。
→研修医や後期研修医に対して、気管支鏡の手技やトラブルケースのシミュレーションはすぐにでも取り入れられるのではないかと思いました。

最後に、シミュレーションはベースラインの教育。当たり前のことかもしれないが、「See one, Do one, teach one」して、臨床の現場に望むことが大切であるということを改めて学びました。
そして、実際の臨床に非常に酷似した高機能患者シミュレーターなどを使用した症例を経験できる充実した設備、人材などをもつWISERに感銘を受けました。

【lunch】

昼食はDewar先生とSouth-Paul先生と一緒にofficeでランチをしました。
サーモンサラダにパンにフルーツ。さっぱりとした食事で救われました。
すでに日本食が恋しくなりました(笑) 和食食べたい…


【午後】
☆午後からはSouth-Paul先生とデュア先生の講義を受けました。

South-Paul先生からはリーダーシップについての講義を受けました。
・リーダーシップって何?
・あなたにとってのリーダーは誰ですか?どうしてそう思うの?
・どうやったらリーダーになれる?
・リーダーは正直であることが重要で、teamの皆に多くの機会を与えながら、目標を達成するteamを作ることが出来なければならない。teamが非常に大事!そして、そのチームを成功に導くための舵取りをしっかり出来なければならない。一人では勝ち取るのではなく皆で協力して成功することが大事である。
Qualities to Look for in a Leader(Character、Influence、Positive attitude、Excellent people skills、Evident gifts、Proven track record、Confidence、Self-discipline、Effective communication skills、Discontent with the status quo) 
John C. Maxwell, Equipping 101. Thomas Nelson Publishers, Nashville, 2003
・心に残った言葉:“Behind an able man (woman) there are always other able men (women).” Great leaders seek out and find potential leaders, then transform them into good leaders.
それと、You don't work hard enough. 日本人は働きすぎと。自分をしっかり見つめなおす時間、管理することが出来る時間を作らなければ、患者さんへの指導も出来ないでしょ。運動が大事といいながら自分が運動していないと説得力ないでしょ。と。
確かに…と思いました。

☆最後にDewar先生から、Mile stone(「標石」、つまり研修の経過において節目となる到達目標)についての講義をして頂きました。
Mile stoneは6 competencies(①patient care ➁medical knowledge➂communication ④practice based learning and improvement ➄sysytems based practice
⑥professionalism )に対して使用されます。

知識だけでなく総合的なスキルをチェック。それぞれにLevel1-5まである

residentには各学年で到達しなげればならないLevelがあり、各学年年に2回評価が行われ、フィードバックをもらうことができる(最終的には、residentはすべての項目でLevel4まで到達できなければ卒業できない)。ダメなところを指摘するのではなく、どうしたら解決できるかを考え修正し成長できるように教育を行う。また、十分できたところも伝える。Negativeではなくpositive feedback。このように行う評価法を学んびました。

当科では、研修医やそれぞれの学年に目標を決めている。これをうまく利用し、現在どこまで理解できているかを適宜チェックし、成長するように指導を行っていくことが大切だと思いました。私も自分のレベルを再度確認し、足りないところを勉強したり、指摘してもらいレベルアップしなければと思った講義でした。

写真はまた載せます。


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by res81 | 2016-12-10 06:41 | 学会・研修会 | Comments(0)
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