人気ブログランキング | 話題のタグを見る

飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81
お知らせ
福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。

呼吸器内科スタッフ13名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+専攻医4名+特任副院長1名(R5年4月現在)で、日々楽しく頑張っています。
大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。

飯塚病院呼吸器内科では、専攻医やスタッフを募集しています。ご興味のある方は
ktobinoh2@aih-net.comまでご連絡ください。

お勧めブログ
飯塚病院血液内科ブログ
カテゴリ
全体
科の紹介
学会・研修会
身体所見
画像診断
気管支鏡
COPD
喘息
肺炎
抗酸菌
肺癌
間質性肺炎
咳嗽
胸水
胸膜癒着術
中皮腫
じん肺
真菌症
気管支拡張症
膠原病
病理学
感染症
アレルギー
肺高血圧症
写真部
Pearl
ジャーナルパトロール
統計
気胸
症例
COVID-19
こきゅうの歩き方
未分類
記事ランキング
検索
最新のコメント
> kuronoさん ..
by res81 at 13:29
> kuronoさん ..
by res81 at 13:26
透析患者など、頻回に中心..
by kurono at 14:58
同様なケースを経験しまし..
by kurono at 14:56
RAの肺疾患について非常..
by Jake at 16:35
先生、ポスターもブログも..
by Y@いいづか at 10:55
APSRのセッション、ポ..
by つぎとみ@せいろか at 21:09
228先生 先日は、久..
by k at 01:25
横山様 コメントありが..
by res81 at 17:47
こんにちは。咳のことを検..
by 横山 at 13:50
タグ
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
外部リンク
ファン
ブログジャンル
画像一覧


CHEST 2017 ① CHESTの模様を本音でお送りします!

こんにちは、スタッフ228号です。
久しぶりの投稿は、カナダはトロントからお送りします!


何を隠そう、ぼくは現在、CHEST Annual meeting 2017に参加すべく、レジデント2人とともに、カナダに上陸しているのであります。


今回のテーマはずばり「国祭学会を楽しく学び、かつ学会以外も満喫する(病棟を守っていただいている病院スタッフの皆さんへの感謝を忘れず)」です。うちは、後期レジデントはほぼみな、毎年何かしらの国際学会に参加しています。数年前には考えられなかったことなので、ほんとすごいことです。せっかくの参加なので「しっかり満喫して日常に戻る」ことをまずはぼくらが体現し、今後参加するみなもそうしてもらえたらと思っています。

CHEST 2017 ① CHESTの模様を本音でお送りします!_d0264356_18404621.png

実はぼくは、以前にもCHESTに参加したことがありますが、正直自分の発表にいっぱいいっぱいで、学会全体を眺めるということをあまりしていませんでした。とりあえず発表を終えることに全力を注ぐという…今回も発表はいっぱいいっぱいだったわけですが(笑)、少しばかり全体を眺めてみました。


その特徴はというと、


・シミレーションやゲーム、Problem based learningが圧倒的に多い!!


・日本人が少ない!!


この2点に尽きるかと思います(あくまで私見)。

CHEST 2017 ① CHESTの模様を本音でお送りします!_d0264356_18431077.png

もちろん、シミレーションは有料ですから、レジストリー(登録)の段階で、興味があるテーマを選択して参加の意思表示と支払いをしておかねばなりません。英語が苦手な人にとって、これに参加するって敷居が高いですよね…周りは外人さんばかり、飛び交う英語たち。いやいや日本で開催されている日本人に囲まれた日本語のセミナーに参加すればいいやん!って思っちゃいませんか?…はい、ぼくはそうでした(笑)


ただ、CHESTに関していうと、本当に幅の広いシミレーションをやっていて、ぼくはエコーのシミレーションに参加したのですが、日本でも見かけるような超音波気管支鏡の手技などはもちろんのこと、気管支鏡検査中の出血のマネージメントやドレーンの留置の仕方(そこまで?と思わなくはないですが)まで、はたまた呼吸器管理やECMOまで。とにかく幅が広くて、そしてやっぱり規模、スケールが大きいです。現地のみなさんが、若手からご年配の先生まで、こぞって参加するのも納得です。さすが北米!正直日本ではここまでのシミレーションは難しいと思います。なので、勇気をもって参加してみるのもありだなぁと思います、英語が苦手なみなさん!笑 向こうの人たちは、みんな優しいですよ〜


一方で、こういうシミレーションなどが多いことが、日本人があまり参加しない理由のひとつなのかもしれません。


なお、シミレーションに関しては、同行したレジデントくんが衝撃を受けていました。近日中にブログに記載予定ですので、みなさんお楽しみに☆


ということで、英語が苦手だけど、とりあえず英語でのプレゼンテーションをやってみたいようなそうでないような、あるいは英語が苦手だけど、英語の環境に身を置いてみたい、そんなレジデントの方にとっては、CHESTはとてもいい機会のように思います。もちろん英語が得意な方も。そして、参加が決まったら、勇気を出してシミレーションに参加してみると、何かしら学び、発見があると思います。そんなことを今更になって感じたかれこれ◯年目のぼくでした…次の機会には、英語力をつけて、Problem based learingにも参加してみたいものです。これまた英語の敷居が高いのですが、勇気を出して…笑


さて、そんなぼくは、一足先に自分の発表を無事???終えてきました。

CHEST 2017 ① CHESTの模様を本音でお送りします!_d0264356_18501470.png

日本語での発表では、ほどよい緊張感と楽しもうとする気持ちがありますが、やはり英語の発表は緊張します…いやもう吐きそうでした(笑)このままナイアガラの滝に直行して飛びこんだほうがまだマシみたいな…それでも以前よりは少し楽しめたような…


何はともあれ、実際やってみると、なんともいえない達成感!!(´∇`)


ぼくの拙い英語を一生懸命聞いてくれ、終わったあとには質問に来てくれた先生方、発表後に労ってくれた座長の先生、みなの優しさが身に染みました…写真撮ってくれたレジデントたちもありがとう〜 もっとかっこよくプレゼンできたらよかったのですが、今後もお互いがんばっていきましょう、ということで(笑)


発表の機会を与えていただいたTB先生、本当にありがとうございました。次は自分のテーマで発表できたらと、また後輩たちの指導をもっとできるようになりたいと感じました。


さて、すっかり長くなってしました。ただいま、こちらは午前5時。こちらに来てからというもの、すっかり早寝早起きが身についてしまい、こちら時間で夜の9〜10時には強烈な眠気に襲われ、朝方4時頃には目が覚めてしまうという…日本では考えられなかった生活を送っています。もう数日こちらの生活を満喫して、帰国したいと思います。


最後に昨晩の夕飯、チャイナタウンの某店での一枚を。CHEST組、元気にやってます!!

CHEST 2017 ① CHESTの模様を本音でお送りします!_d0264356_18521652.jpg







by res81 | 2017-10-30 19:02 | 学会・研修会 | Comments(0)
<< CHEST 2017② Air... 第2回北九州呼吸器病研究会 >>