飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81
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福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。

呼吸器内科スタッフ10名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+後期研修医4名(H29年4月現在)で、日々楽しく頑張っています。
大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。

飯塚病院呼吸器内科では、後期研修医やスタッフを募集しています。ご興味のある方は
iizukakokyu@gmail.com までご連絡ください。

飯塚病院血液内科ブログ(←クリック)もお勧め!!
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UPMC(University of Pittsburgh Medical Center)での研修報告➁


無事にピッツバーグ到着しました!ほぼ丸1日かかりました。

飛行機では「君の名は。」を見ました。やっと流行に乗れました。嬉しかったです☆

ピッツバーグ空港には、遅い時間にも関わらず、Dewar先生が迎えにきてくれた!
スティールス(アメリカンフットボールのチーム)やパイレーツ(メジャーリーグのチーム)のスタジアムが車からみえました!

わぁ、、アメリカきた!初めて!と緊張と喜びの気持ちでいっぱいでした。
頑張るぞー!

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※写真は空港での大きな看板です。


翌日は時差ボケ含めた調整日でした。
Dewar先生が休日にも関わらず、私たちを観光に案内してくださいました。
Dewar先生というのは、UPMCのFamily Medicine Departmentの准教授です。
ものすごく忙しいのに、私たちの研修のコーディネーター、また送迎、観光まで…
お忙しいのに、ここまで温かいおもてなしをしてくれるなんて…。なんという人柄なんでしょう。本当にありがとうございます。

観光は、Duquesne Incline というところでケーブルカーに乗りました。
丘の上からピッツバーグ中心街が一望できます!とても綺麗でした~!!
ピッツバーグは元々産業の町であり、丘の下に工場、丘の上に労働者がたくさん住んでいたそうで、その交通手段としてケーブルカーを用いていたとのこと。


ここで、、、ピッツバーグの歴史を少し。もちろんwikipediaより抜粋。
独立戦争後、ピッツバーグは産業都市として発展した。
1815年頃には、ピッツバーグは鉄、真鍮、錫、およびガラス製品の一大生産地となっていた。1830年代には、ウェールズのメルスィル・ティッドヴィルで起きた暴動により、同地の鉄鋼労働者が大量にピッツバーグに移入してきた。1857年頃には、ピッツバーグには1,000棟の工場が建ち並び、年間2,200万ブッシェルの石炭を消費していたとのこと。

炭鉱の町だった飯塚と少し似ていますよね。勝手に親近感を感じていました。

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そのあとは、ピッツバーグ名物のサンドウィッチ(ハンバーガー?)が食べられるPrimanti Brothersというお店にいきました。ピッツバーガーという手のひら2個分もあるバーガー。中にはフライドポテトがたんまり…
なんとか、、なんとか、、食べきりましたが、もう二度とハンバーガーは食べたくないなと思うほどのボリューム(笑)おいしかったですが、半分食べて半分お持ち帰りするのがベストと思いました!

そんなこんなで次の日から研修開始です。
疲れはありましたが、時差ボケなく元気に始まりました~

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# by res81 | 2016-12-09 21:24 | 学会・研修会 | Comments(0)

UPMC(University of Pittsburgh Medical Center)での研修報告①

皆さんこんにちは。Ajです。

この度、病院より、UPMC(University of Pittsburgh Medical Center)へ直接訪問し臨床教育について学ぶ機会を頂き、現在アメリカのピッツバーグに来ています。

飯塚病院とピッツバーグ大学メディカルセンターUPMCは、医師の研修指導体制拡充を目指して研修に関する契約を締結しています。この連携により、飯塚病院では世界的にも評価の高いピッツバーグ大学の教育カリキュラムや教育技法・指導方法などの臨床教育に関する豊富なノウハウを柔軟に取り入れた、独創的で魅力のある研修プログラムを開発するとともに、研修医/後期研修医に対する指導体制の強化を図り、「全国から若手医師が集う教育病院」を目指しています。※飯塚病院ホームページより抜粋


これまで、総合診療科や家庭医療の先生や後期研修医が、直接UPMCへ訪問し、1週間の研修を受け、そこでの知識を共有し、飯塚病院に取り入れてきて下さっていました。

今年は、総合診療科より2名、漢方診療科1名、呼吸器内科1名がすばらしい研修の機会を頂きました。当科から私が代表として参加することになりました。呼吸器内科も研修医や後期研修医教育にさらに力を入れて頑張っていきたいと思っていた矢先のことでしたので、とてもいい機会を頂きました。夏には当科の後期研修医のTACも参加しておりますので、今後、当科の教育システムをより充実させていけたらなと思っております!

上記のように張り切っているように思われるかもしれませんが、
実は私は、英語がすごくすごく苦手です…。

もちろん、海外旅行も好きではあまりません。

そんな私が海外に研修なんて出来るのだろうか。

迷惑かけに行くようなもの。1週間も耐えられる!?など、ものすごく葛藤がありました。。。

でも、そんな時!!TB先生より人生一度きり。経験したことないことを経験するのはいいことだよ。こんなチャンスはないから、思い切って行ってきたら?」と背中を押して頂き、参加を決意しました!!

長い出張であり、色々な方々にご迷惑をおかけし、大変申し訳ありません。一生懸命頑張ってきます。

そして、いよいよ出発。

つづく。


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# by res81 | 2016-12-08 12:17 | 学会・研修会 | Comments(0)

筑豊地区 呼吸器フォーラム

皆さんこんばんは。Ajです。

2016年11月28日に筑豊地区 呼吸器フォーラム@のがみプレジデントホテルが開催されましたのでご報告致します!

この度は、私の大学院の師匠であります順天堂大学呼吸器内科准教授の原田紀宏先生と
研修医時代に研修させて頂き大変お世話になりましたつだ病院院長の津田徹先生からのご講演であり、
この会が決まった時から楽しみで仕方ありませんでした!!


まずは、原田先生より「進化する喘息診療を考える」というテーマでお話頂きました。
最近目まぐるしく進歩している喘息治療について、とても分かりやすくお話して頂きました。

個人的には、BTやMepolizumab含めた抗体治療についてのご経験例、
また適応拡大となりましたスピリーバの適応症例(※)についてのお話がとても勉強になりました。
多種の薬剤がでてきております喘息診療における知識の整理とともに、すぐに診療に役立つようにお話ばかりでした!!
原田先生、貴重なご講演ありがとうございました。
私も師匠に近づけるように頑張りたいと改めて思いました。

※ICS/LABAでコントロール不十分な症例、ICS増量を懸念する症例、β2刺激薬の使用を懸念する症例、リモデリングの可能性がある症例、喀痰の多い症例


次に、津田先生より「COPDをどのうように治療するか?」についてお話頂きました。
禁煙の大切さ、COPDの病態・治療について、またリハビリの重要性、栄養指導まで幅広くお話頂きました。
津田病院は、呼吸器疾患のある患者さんの治療ならびにQOLアップのために、
非常に多くの職種の方が、患者さんに寄り添い色々な活動を提案し、より楽しく生きれるように努力している病院です。
研修医ながらに、チーム医療すごい!私も病気だけでなく患者さんの生活状況まで考えられる医師になりたいと思ったものです。
津田先生、とても分かりやすく、今後のCOPD診療に大変役立つ貴重なご講演、本当にありがとうございました。
今後、また見学に行かせて頂けましたら幸いです。その際はどうぞよろしくお願い致します。


懇親会では、演者の先生、開業医の先生、当科のスタッフ、リハビリスタッフなどで色々なお話ができ、とても有意義な時間でした。


原田先生、津田先生、本当にありがとうございました。飯塚病院呼吸器内科もますます頑張っていきたいと改めて思った一日でした!!!
そして、今後もご指導のほどよろしくお願い致します。

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# by res81 | 2016-12-01 00:26 | 学会・研修会 | Comments(0)

第31回九州臨床画像解析研究会

スタッフのTBです。

11月18日(金)、「第31回九州臨床画像解析研究会」を当院で主催致しました!

全国より19名の呼吸器内科医・放射線科医・病理医の先生方にお集まりいただき、
(東は亀田総合病院~西は長崎大学まで、次回はもっと広がる予定です!)
各々の施設で進行中のスタディや、
これから始めようと思っているアイデアについて、
我が国トップの先生方からコメント(ダメだし?)を頂くという変わった会です。
年に2回当科で主催しております。
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今回は私が長々と研究のご相談をさせて頂き、
他の先生方の分を圧迫してしまいました。すみません・・・
しかし、たくさんの示唆を頂き、私自身は最高に楽しい時間でした!
もっと研究もガンバります!!
他の施設の先生方の研究内容も面白く、本当に勉強になりました。

さて、もちろん教育的な講演もあります。

今回はまずJCHO金沢病院の早稲田優子先生から
「留学のススメ〜世界の中で日本人は本当に損してる?〜」というタイトルで、
ウィーンへのご留学体験記をお話し頂きました。
女性医師のキャリアプランの参考になるのはもちろんですが、
性別関係なく面白いお話でした。

「面白いか面白くないかではなく、今目の前の仕事をきちんとやること」
「小さな仕事をきちんとできない人は、大きな仕事もできない」
的なまとめも、本当にその通りだと思いました。
患者さんあって、日々の診療があっての私たちです。


そして次に、聖路加国際病院の次富亮輔先生より、
来年4月に開校する「聖路加国際病院 専門職大学院公衆衛生学研究科」
のお話しを頂きました。
面白そうですので、ご興味のある方は是非ググってください!


最後に、公立学校共済組合近畿中央病院放射線診断科の
上甲剛先生から、
「気道散布性感染症の画像診断と胸部X線区域解剖」というタイトルで
ご講演頂きました。
相変わらず何度聴講しても学ぶところが多いのですが、
今回は各肺区域の気管支肺炎のコレクションが衝撃でした!
当科でもコレクションを始めようとしていたばかりでしたので、
方向性が見いだせたような気がいたしました。

懇親会でもたくさんの施設の先生方とお話しができて、
最高に楽しい夜でした。
これからの活力をたくさんいただきました。
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ご参加頂いたたくさんの先生方、本当にありがとうございました。
また来年宜しくお願い致します。

当科メンバーの皆さん、ご協力ありがとうございました。
これからも臨床・研究を頑張りましょう!
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# by res81 | 2016-11-19 10:51 | 学会・研修会 | Comments(0)

国際学会APSRに参加しております④〜ERS Handbook Award〜

APSRも最終日を迎えました。微笑み隊です。
懇親会でAwardの発表などがありましたが、私達も全員ERS Handbook Awardに表彰していただきました。これを励みに明日からの診療も頑張りたいと思います。
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ACOS: does it exist?
本日は「ACOSは存在するのか」というディベートがあり、イギリスの先生方によるテンポの良いやり取りに聞き入ってしまいました。
ACOS肯定派
まずACOS肯定派の先生による演説がありました。 初めに、ACOSという言葉だけが一人歩きをして、ACOSと呼ばれている集団が非常に多様であるという問題点が挙げられました。曖昧な呼び名であるため、なんとなくACOSという診断になっていることや、ICSを処方するためにACOSという診断名がつけられている場合もあります。ACOSに関する研究においても定義や対象集団が大きく異なるため、今もACOSの頻度や予後が定かでないことが問題です。しかし実際に喘息とCOPDの両方の特徴を有する病態があり、病状のコントロールや予後にも関与するため、純粋な喘息やCOPDとは区別する必要があります。コペンハーゲンで行われた長期観察研究によると、ACOSではCOPD単独と比較して症状や発作がより多いのみならず、FEV1の低下速度が速いことがわかっています。その低下速度は喘息の発症年齢によって異なり、中高年で喘息を発症した患者では、その後の年間FEV1低下率が顕著に大きい傾向にあります。一方で、小児~若年発症の喘息を合併しているCOPDは呼吸機能の低下は通常のCOPDと大差ありません。ACOSという言葉に惑わされて、喘息あるいはCOPDの鑑別を丁寧に行うことを忘れてはならないという教訓が印象的でした。
ACOS否定派
一方でACOS否定派として登壇された先生は、ACOSという症候群として扱うことで多様な集団を単一化してしまうことを危惧しておられました。喘息とCOPDでは病態が全く異なります。例えば気道閉塞の機序が、喘息では気管支収縮、発作時の気道浮腫、粘液塞栓、構造変化(不可逆性の線維化)であるのに対して、COPDでは末梢気道の線維化、気腫、粘液分泌、増悪時の気道浮腫が原因となります。また病理学的、免疫学的、遺伝子的にも異なることが分かっています。 喘息とCOPDが重複する部分があることは確かです。例えば喘息患者で好中球性炎症を有する、あるいは常時閉塞性障害がある場合などがこれにあたり、ステロイド反応性が乏しいのです。またCOPD患者で好酸球性炎症を伴う場合は可逆性やステロイド反応性が良好です。 つまり喘息とCOPDは全く違う疾患であって、ACOSと呼ばれている集団はこれら2疾患を合併しているというのです。重要なのは、両疾患がどのように重複するかが患者によって異なるため、一つの症候群としてまとめるのではなく、ACO (Asthma COPD Overlap)として、Overlapの仕方について議論を深めることです。

両先生とも、喘息とCOPDの両者の要素が重複した重症な患者がいることを認識することの大切さについては同じ意見であるとのことでした。会場を巻き込んだ議論の中で、喘息とCOPDを合併する患者をきちんと見極めることと、彼らを診療する上で我々が主治医として責任をもって臨床研究や薬剤開発を手掛けていくという点で全体的な見解は一致していたようです。現時点では重複の様式によって治療が大きく変わらないかもしれませんが、まずは丁寧に診断を下すことで臨床研究にもつながるということがわかりました。

ディベートは一つのテーマに関して様々な角度から意見を聴くことができ、その分野の理解が相乗的に深まるいい機会だと思います。海外学会に参加される特に若手の方におすすめのイベントだと思いました。
APSR全4日間の日程を終え、これから帰路につきます。病棟を守ってくださった先生方には感謝してもしきれません。本当に素晴らしい経験をさせていただきました。帰国後は今回の経験を臨床に還元しながらお返ししたいと思います。
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# by res81 | 2016-11-18 16:30 | 学会・研修会 | Comments(0)