飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81
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福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。

呼吸器内科スタッフ7名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+後期研修医6名(H28年4月現在)で、日々楽しく頑張っています。
大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。

飯塚病院呼吸器内科では、後期研修医やスタッフを募集しています。ご興味のある方は
iizukakokyu@gmail.com までご連絡ください。

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タグ:呼吸器内科 ( 57 ) タグの人気記事

"Imaging in Hawaii"参加報告

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スタッフのTBです。

皆さん年度末で慌ただしい日々かと思います。

そんな中、他のスタッフに迷惑をかけつつ、3/21-24の日程でハワイ州・カウアイ島で開催されたCPEP(NPO法人 個別化医療教育推進センター)主催の“Diagnostic Imaging Update: Imaging in Hawaii”に参加させて頂きました。

これは米国の医師を対象とした画像診断セミナーで、私は“Imaging of Cystic Lung Diseases”というタイトルで1枠担当させて頂きました。
以前国内留学をさせて頂いておりました、大阪大学放射線医学統合講座の富山教授のご厚意により実現したもので、感謝してもし足りません!いつも本当にありがとうございます。

さて、これまで30-40分程度の海外での講演は経験がありましたが、すべて自分の研究成果を話すものでした。セミナーは初めてで、いつもと違ってかなり緊張しました。セミナー前日は丸一日準備にかけて、まるで修行の様でした(外は最高の天気で全米No.1ビーチも目の前だったのですが…)。当日会場に行くと意外と広く、120名程のDrが参加されていました。セミナー自体は無難に(?)出来たような…という感じでしたが、もっと英語を頑張らなくては…。ともあれ、Stanford大学の先生方とディスカッションする時間も持てて、光栄かつ勉強になりました。
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カウアイ島は手つかずの自然が多く残っていて、数々のハリウッド映画の撮影地になっていることで有名です。セミナー後に慌ただしく名所を見て回り、帰国の途につきました。
仕事でこのような場所に来れるなんて、何事も地道に続けてみるものだな、としみじみ思いました。
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大切な患者さん方から頂いた貴重なデータや教訓を世界の人々と共有することで、少しでも患者さんとともに医学に貢献できれば、と思っています。

また現実に戻ります!


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by res81 | 2017-03-25 14:44 | 科の紹介 | Comments(0)

2017年1月~2月の活動報告

お久しぶりです。
スタッフのTBです。

あっという間に1月が行き、
2月が逃げてしまいました。

1月~2月初旬にかけて、当科では入院患者さんの最多記録を日々更新し、一時は呼吸器内科のベッド数が120に達しました。
本当に大変な状況でしたが、過去最高・最多のメンバーが頑張ってくれ、乗り切ることが出来ました。彼ら・彼女らをとても頼もしく、誇らしく思っています。

一生懸命診療に当たる現場の人間が最も貴い、と私は思っております。彼ら・彼女らにきちんと光が当たるよう、様々な試みを実現させるのが今年の目標です!

さて、忙しい中にもいろいろな活動を続けておりました。下記は私の備忘録です。
-------------------------------------------------------
1月
・久留米大学での研究ミーティング
  藤本教授、いつもありがとうございます!
・Nivolumab全国講演会 in 東京
・Ir-AE講演会 in 飯塚 九州大学 中西教授
  気さくにお話し頂き、ありがとうございます!
・大阪びまん性肺疾患研究会 
  上甲先生、藤本先生、研究のご相談にも乗っていただき
  ありがとうございます
・フルティフォーム講演会 in 飯塚
  広島の保澤先生にお越しいただきました
  臨床と研究のバランスが素晴らしく、そのお人柄にも感激です!

2月
・福岡呼吸器カンファレンス 
  228先生、コメンテーター完璧でした!
・気胸嚢胞性肺疾患スタディグループ勉強会
  玉川病院気胸センターの溝口先生と研究のご相談をさせて頂きました
  よろしくお願いします!
・筑豊重症研究会
  福岡大学の渡辺先生、素晴らしいご講演ありがとうございました!
・北九州呼吸器疾患研究会
  Aj先生、発表がこなれてきてますね~
・第5回JHNセミナー
  当院の総合診療科と共催させて頂きました!
  全国から100名以上の先生方にお集まりいただき、
  また沖縄県立中部病院の喜舎場先生と一緒に講演させていただき、
  とても楽しかったです!
  総合診療科の吉野先生、お疲れ様でした!
・北九州胸部疾患研究会
  GSnow先生、ミニレクチャーお疲れ様でした!良かったですよ~
・飯塚医師会呼吸器疾患研究会
  Mine先生、発表お疲れ様でした!良かったらしいですね!
・画像医学会 in 東京
  朝から晩まで間質性肺炎尽くしで、とても勉強になりました。
  夜の若手(?)パーティーも最高でした!  
・兵庫大学生理学教室 越久教授をお招きしての研究打ち合わせと
 嚥下性肺疾患についてのご講演&懇親会
  いよいよ新しい研究のスタートです。
  とても楽しみで、ワクワクしております!
  越久先生、遠くまでお越しいただきありがとうございました!
・神奈川循環器呼吸器病センター 小倉先生をお招きしての
 間質性肺炎勉強会 
  とうとう小倉先生をお招きできました!
  著書まで頂き恐縮です。
  懇親会もとても楽しかったです! 
  ありがとうございました!
・第6回IKB81 
  北九州総合病院と飯塚病院の呼吸器内科カンファレンスです
  凝ったプレゼン対決でした!
・九州びまん性肺疾患研究会
  今回はプレゼンを横目に、ひたすら病理を長崎大学橋迫先生に
  教えて頂きました。
  勉強になりました!  

3月
・飯塚病院 留学委員会
  来年度、当科のスタッフを3名院外研修に出すためプレゼンしました。
  上手くいきそうです~
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この他にも、嚥下医学会でのメンバーの発表もありました。

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(写真はこのシーズン5回食べた水炊きです)

3月中旬には228先生がびまん性肺疾患会の大御所とMDDを行う重要な研究もありますし(こんな日が来るとは…)、私自身も海外での教育講演が控えております(大阪大学の富山先生、ありがとうございます。緊張しております…)。

4月の呼吸器学会学術講演会では、当科から5演題出したうちの1演題が学術部会賞選考講演に、2演題がミニシンポジウムに選ばれております。また、ポスター2演題も面白い結果が出ており、当日のディスカッションが楽しみです。さらに最終日の症例検討会でも当科が1症例プレゼンすることになっており(亀田総合病院の青島先生、ありがとうございます!)、初日から最後までメンバーが大活躍です。


さて本日は呼吸器学会九州地方会、発表のメンバー頑張ってきてください!


今後は皆の活躍の様子をリアルタイムでお届けしたいと思います~!(できるだけ…)
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by res81 | 2017-03-11 09:16 | 科の紹介 | Comments(0)

JHN第5回

総合内科医のための画像パターンから迫る急性呼吸器疾患をテーマに先日218日に第5JNHセミナーを当院総合診療科と一緒に開催させて頂きました。

当科から

・スリガラス影

・コンソリデーション

・結節・粒状影

のテーマで3つのレクチャーを行いました。

本来は病歴から鑑別を考えるのでしょうが、今回は「画像から迫る」をテーマに、そして総合診療医などの一般医が遭遇することを考えて、「急性期亜急性期」にしぼっておりました。スリガラス影・浸潤影については、区域・非区域から、粒状影については小葉中心性・リンパ行性・ランダムに分けてVINDICATEも用いて鑑別疾患を挙げていく。日常臨床でもなかなか難しいものです

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午後は、小グループに分かれて、当科スタッフ含めて、ファシリテータを。。。呼吸器内科では、「区域性の〜」「小葉中心性の〜」と言って伝わることも、他科の先生方への説明は難しいものです。きちんと理解をしていないと伝わらないということを感じました。

遠方から来ていただいた先生方に少しでも伝わっているといいなと思います。

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by res81 | 2017-02-27 12:36 | 学会・研修会 | Comments(0)

国際学会APSRに参加しております④〜ERS Handbook Award〜

APSRも最終日を迎えました。微笑み隊です。
懇親会でAwardの発表などがありましたが、私達も全員ERS Handbook Awardに表彰していただきました。これを励みに明日からの診療も頑張りたいと思います。
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ACOS: does it exist?
本日は「ACOSは存在するのか」というディベートがあり、イギリスの先生方によるテンポの良いやり取りに聞き入ってしまいました。
ACOS肯定派
まずACOS肯定派の先生による演説がありました。 初めに、ACOSという言葉だけが一人歩きをして、ACOSと呼ばれている集団が非常に多様であるという問題点が挙げられました。曖昧な呼び名であるため、なんとなくACOSという診断になっていることや、ICSを処方するためにACOSという診断名がつけられている場合もあります。ACOSに関する研究においても定義や対象集団が大きく異なるため、今もACOSの頻度や予後が定かでないことが問題です。しかし実際に喘息とCOPDの両方の特徴を有する病態があり、病状のコントロールや予後にも関与するため、純粋な喘息やCOPDとは区別する必要があります。コペンハーゲンで行われた長期観察研究によると、ACOSではCOPD単独と比較して症状や発作がより多いのみならず、FEV1の低下速度が速いことがわかっています。その低下速度は喘息の発症年齢によって異なり、中高年で喘息を発症した患者では、その後の年間FEV1低下率が顕著に大きい傾向にあります。一方で、小児~若年発症の喘息を合併しているCOPDは呼吸機能の低下は通常のCOPDと大差ありません。ACOSという言葉に惑わされて、喘息あるいはCOPDの鑑別を丁寧に行うことを忘れてはならないという教訓が印象的でした。
ACOS否定派
一方でACOS否定派として登壇された先生は、ACOSという症候群として扱うことで多様な集団を単一化してしまうことを危惧しておられました。喘息とCOPDでは病態が全く異なります。例えば気道閉塞の機序が、喘息では気管支収縮、発作時の気道浮腫、粘液塞栓、構造変化(不可逆性の線維化)であるのに対して、COPDでは末梢気道の線維化、気腫、粘液分泌、増悪時の気道浮腫が原因となります。また病理学的、免疫学的、遺伝子的にも異なることが分かっています。 喘息とCOPDが重複する部分があることは確かです。例えば喘息患者で好中球性炎症を有する、あるいは常時閉塞性障害がある場合などがこれにあたり、ステロイド反応性が乏しいのです。またCOPD患者で好酸球性炎症を伴う場合は可逆性やステロイド反応性が良好です。 つまり喘息とCOPDは全く違う疾患であって、ACOSと呼ばれている集団はこれら2疾患を合併しているというのです。重要なのは、両疾患がどのように重複するかが患者によって異なるため、一つの症候群としてまとめるのではなく、ACO (Asthma COPD Overlap)として、Overlapの仕方について議論を深めることです。

両先生とも、喘息とCOPDの両者の要素が重複した重症な患者がいることを認識することの大切さについては同じ意見であるとのことでした。会場を巻き込んだ議論の中で、喘息とCOPDを合併する患者をきちんと見極めることと、彼らを診療する上で我々が主治医として責任をもって臨床研究や薬剤開発を手掛けていくという点で全体的な見解は一致していたようです。現時点では重複の様式によって治療が大きく変わらないかもしれませんが、まずは丁寧に診断を下すことで臨床研究にもつながるということがわかりました。

ディベートは一つのテーマに関して様々な角度から意見を聴くことができ、その分野の理解が相乗的に深まるいい機会だと思います。海外学会に参加される特に若手の方におすすめのイベントだと思いました。
APSR全4日間の日程を終え、これから帰路につきます。病棟を守ってくださった先生方には感謝してもしきれません。本当に素晴らしい経験をさせていただきました。帰国後は今回の経験を臨床に還元しながらお返ししたいと思います。
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by res81 | 2016-11-18 16:30 | 学会・研修会 | Comments(0)

国際学会APSRに参加しております③〜Workshop of Diagnostic Interventional Pulmonology〜

APSR3日目、本日もはりきって参加してきました。
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ワークショップ“Diagnostic interventional pulmonology”で学んだ事をお伝えします。
4つのテーマに分かれ講義がありました。
まず
①Mapping a pulmonary lesion; how to do it?
『気管支鏡“枝読み”術』の著者である栗本先生が講師でした。
CTで結節影などのターゲット病変がどの気管支支配下なのか正確に判断し、気管支鏡検査の診断率を高めることを目標としており、私たち若手にとって習得すべき技能といえます。
今回のワークショップではCT所見から気管支を同定し、スケッチする方法が紹介され、実際にスケッチを行いました。
CTでの枝読みのポイントは2つ
⑴reverse or rotate CT images
⑵differentiate between vertical branch and horizontal branch

⑴まずはCTを左右反転あるいは回転させます。具体的には、右中葉・左舌区・両側下葉は左右反転させ、右上葉は90度反時計回りに回転、左上区は90度時計回りに回転させます。この方法を用いることで気管支分岐がスケッチしやすくなります。
⑵ただ、気管支分岐は立体構造なので走行によっては、反転あるいは回転した画像どおりにスケッチするのではなく、少し工夫が必要となることがあるようで、CT断面を観察する際に気管支が走行している方向(垂直か、水平かなど)を意識することが重要です。
Vertical pattern;B1,2a,1+2,3c,7-10
➡見たそのままをスケッチできます。
・Horizontal pattern
・Horizontal-horizontal pattern
・Horizontal-vertical pattern
・Horizontal-oblique pattern

➡走行を考えながらスケッチします。
紙面上では上手く伝えられないですので、今後ブロンコカンファの準備の時に一緒に枝読みしましょう!
②Navigation systems for peripheral lung lesions
気管支ナビゲーションシステムが益々活用されるようになってきています。Electromagnetic navigation bronchoscopy(ENB)、Virtual bronchoscopy navigation(VBN)の2種類がありますが、いずれも使用することで診断率が向上すると報告されています。今後、おそらくこれらのシステムが日常活用されることが多くなる風潮にあるようです。
個人的には良いシステムだと思いますが、レジデントとしては一回上記①レクチャーのようにスケッチを行い、最後にナビゲーションで答え合わせをするという使い方が良いのではないでしょうか。
③Lymph node staging in lung cancer; what is a role of EBUS-TBNA and EUS-FNA
当科でもEBUS-TBNAは行っておりますが、今回の内容はEUS-FNAも併用すると肺癌疑い症例の診断において有用ではないかというお話です。
EUS-FNAは消化器内科で頻用されていると思いますが、呼吸器の分野ではあまり普及していません。EBUS−TBNAに用いる超音波気管支鏡でのEUS−FNAをEUS−B−FNAと言います。
食道を穿刺するときのポイントは、食道は気管に比べて柔らかいため勢いよくスッと刺すことのようです(英語が聞き取れず表現があっているか微妙ですが、勢いが大事と仰っていたと思います)。
肺癌の縦隔病期決定においてEBUS-TBNAとEUS-FNAの併用は、EBUS-TBNA単独と比較し感度が有意に高いと報告されています。手術での生検に比べて低侵襲であり、呼吸器内科医が内視鏡で診断できる領域が広がるため習得すべき手技といえます。
④Flex-rigid pleuroscopy
最後は胸腔鏡のお話です。当科でも胸腔鏡下を行っておりますが、様々な疾患での胸膜生検や治療を紹介されていました。胸腔鏡は内科医でも出来、比較的侵襲の少ない処置になるので胸水の原因が不明な際などは積極的に行うことが推奨されていました。特に結核性胸膜炎が疑わしいときは行うべきで、胸水での診断率と比較し胸膜生検では約2倍の78%まで上がります。
⑤Hands-on
講義の後はhands-onに参加しました。同じグループの方々とそれぞれの施設での手技の方法の違いなどを話すことが出来、とても勉強になりました。午後のhands-onでは内視鏡の大手であるErbe社の製品としてのcryoとAPCを体験しました。
・cryo
日本ではまだ承認されてはいないのですが、生検を鉗子を用いるのではなく、組織を凍結させることで検体を破壊せずに採取する発想で開発されたCryobiopsyの紹介をしていました。組織を保ったまま生検できるという点で気管支鏡下生検に一石を投じる期待を感じましたが、実際の手技上は凍らせた後に組織を引きちぎる印象で、意外と出血や気胸は多そうな印象がありました。合併症の頻度やびまん性肺疾患などの末梢側への生検の際の安全性など今後のevidenceの集積に期待したいと思います。
・APC
生検後の出血に対して 直視下生検後の止血手技として焼灼する目的で焼灼の強度は2段階あり適宜調節可能です。焼灼する場合はAPCを組織に接触しない範囲でできるだけ近づけることが重要とのことでした。(組織に接触させて焼灼するとAPCに組織が付着してしまう)こちらは日本でも既に承認されているようで出血が予想される直視下生検の際の止血の選択肢の一つとして有効かもしれません。
明日はいよいよ学会最終日そして帰国です。最後まで学会を堪能させていただき、帰国後の日常診療に活かして行きたいと思います。
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<学会参加風景:積極的に質疑応答にも参加してきました>
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by res81 | 2016-11-15 04:42 | 学会・研修会 | Comments(0)

国際学会APSRに参加しております②〜Poster Presentation〜

APSR day2のご報告です。
微笑み隊は本日も朝から会場へ。
朝一番のpresidental lectureはとても広い会場で開催されました。
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そして本日は4人全員のポスター発表がありました。
朝から余裕のひと、昨日の体調不良が残っているひと、夜通しトイレに通い詰めたひと、緊張感が溢れ出ているひと、それぞれがそれぞれの思いを抱きながら発表に臨みました。
トップバッターは我らルーキーKJN
“Cardiac tamponade followed by fatal arrhythmia caused by cardiac actinomycosis attributable to Actinomyces meyeri”
初めての発表とは思えない躍動感あふれるプレゼンテーションにchairmanの先生からもお褒めの言葉を頂きました。
KJNの個人的感想です↓
国際学会初参加で、初日から忘れ物に次ぐ忘れ物で諸先輩方に大変ご迷惑をおかけしましたが、無事この日を迎えられました。前日夜遅くまで原稿チェックやプレゼンの練習に付き合ってくださったほほえみ隊の皆さん、そしてこのような貴重な体験の場を与えてくださったAIH呼吸器内科の皆さん全員に只々感謝の一言です。発表はちょうどお昼前との事もありポスター会場には多くの人集りが。英語で話す事自体経験が少なく、ましてや自分の英語の症例プレゼンがうまく伝わるかが非常に不安でしたが、沢山の人に聴いていただき、幾つかの質問も頂きました。今回は勢いが先行した感がありましたが、自分なりに議論ができたことに満足しています。今後再び海外発表の場を頂けるのであれば、もっと熱いディスカッションを繰り広げられるよう自分の英語力を磨きたいと決意を新たにしました。もちろん呼吸器内科医として精進する事が最優先ですがね!
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ルーキーKJNの白熱した発表、討論を皮切りに、他の隊員3人も後に続きます。
“A case of lung adenocarcinoma presenting as penile mondor’s disease”
発表時間に余裕があったこともありChair manの先生から熱心な質問をいただきました。すべての質問に対してしっかりと答えており、聴衆を引き込む発表でしたね。お疲れ様でした。
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“A case of huge lymphatic and venous malformations of the mediastinum”
今回の発表の中で最も聴衆を集めた時間帯で緊張を強いられる環境でしたが、自分のペースを崩さず安定感のある発表でした。
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“Congenital tracheal stenosis in the adult: a case report and literature review”
圧巻の一言につきます。微笑み隊のリーダーとしてのみならず、我らが飯塚病院の代表として誇れる発表でした。
微笑み隊はこれからもリーダーについていこうと思うのでした。
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4人全員発表だけではなく、各講演では積極的に質問もできとても深い学びにつながりました。今後も学会に参加する場合このようなinteractiveな学びを心掛けていきたいと思います。
発表の緊張感からも解き放たれ、明日からもそれぞれ興味のある講演に参加して学んだことを共有していきたいと思います。
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by res81 | 2016-11-14 03:12 | 学会・研修会 | Comments(0)

国際学会APSRに参加しております①〜Workshop of Thoracic Ultrasound〜

こんにちは!
アジア太平洋呼吸器学会(APSR)に参加するため、ほほえみの国タイに来ている、ほほえみ隊です。
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現在タイでは国王が亡くなられて喪に服しておられながらも、地元の方々の暖かい歓迎を受けて無事に参加できております。また多忙を極める業務の中、4名もの学会参加を送り出して下さった飯塚病院呼吸器内科の皆様に、心から感謝しております。

さて、初日の今日は隊員4人それぞれがワークショップに参加しております。
なかでも興味深かった肺エコーの話題を中心に紹介させてください。

なお文中で触れた所見はいずれも、Resus ultrasoundという無料アプリで見ることができます。
初学者にも分かりやすい写真や動画が豊富です。是非ダウンロードしてみてください。(現在はAppleのみの対応です)
エコーの話題でとくに面白かったのが、気管支透亮像(airbronchogram)をエコーで観察するという発想です。肺が実質化するとき(sonographic hepatization)、エコー所見上airbronchogramが見えます。日頃X線やCTでは見慣れている所見ですが、エコーでも確認できるようです。
肺炎などの末梢病変の場合は呼吸により気道が動くため、よく観察すると気管の走行に沿った方向に、呼吸に合わせて動きがみられます。これを dynamic airbronchogram (直訳:動的な気管支透亮像)と呼び、気管支壁や気流の動きを反映したもののようです。
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<resus ultrasound on iPhone App storeより>

一方、中枢側の腫瘍による閉塞性無気肺では、気道に閉塞があり気流がないため、気管支壁をきれいに追うことができ、呼吸性の変動がみられません。(tramlineのように見えました)
これを static airbronchogram(直訳:静的な気管支透亮像)と呼びます。
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<resus ultrasound on iPhone App storeより>

これらは感度特異度が高いものではない(まだ論文化されたデータがあまりない)所見ですが、CTに移動できずポータブルX線を待っているような急変時や救急の場面で、初期対応を決める際に活用できるものです。例えば喀血患者で右肺にstatic airbronchogramを認めた場合には、右の中枢性肺癌からの出血がなどが疑われ、右側臥位にして分離肺換気や気管支鏡の準備を考えるかもしれません。
あるいは呼吸不全の患者で原因が喀痰による中枢性無気肺の可能性があるとわかれば、喀痰吸引や体位ドレナージ、気管支鏡を準備するきっかけになるかもしれません。

またエコーの所見は疾患と一対一対応でとらえるのではなく、所見の表す病態をイメージしながら総合的に考えることが肝要です。
例えば気胸の診断において、胸膜の呼吸性変動であるlung sliding signの消失が有名ですが、lung sliding signやA lineが消失していてもB lineが見られる場合にはARDSが考えられます。
単一の所見で飛びつくのではなく、アルゴリズムに則り診断を下すことで、気胸については診断精度は100%近くになるそうです(X線よりも高感度特異度です)。

<気胸診断のアルゴリズム>
1 コンベックスプローべを肋骨に直交するように当てて2ー3肋間を同時に見る
2 Bat signで肋間の胸膜を探し、画面中央になるよう深さを調節する
3 Lung slidingで胸膜の動きの消失を確認する
4 Seashore signの消失で肺の虚脱を確認する
5 Lung pulseの消失を、心臓から離れたところで確認する
6 Lung pointで胸膜が虚脱している点を探す(見えないことも多い)
7 Stratosphere signで最終確認する
8 もちろん左右差の確認も忘れない

その他にも肺、胸膜、心臓など多様なエコー所見を教わりました。
CV確保のSessionでは、静脈と動脈を見極める方法として、拍動の有無、圧迫をして潰れるかの有無に加え、パルス・ドップラーを活用することが新鮮でした。
具体的には血管を同定して動脈か静脈か判別が難しい場合、パルス・ドップラーのカーソルをそれぞれにあてて、脈波が大きく間隔が短いものが動脈小さいものが静脈とのことであり、今後の臨床で活用してみようと思います。

またエコーを行う上で心がけることとして、エコーはあくまでも身体所見と同じととらえ必ず両側でとること、また必ず3臓器以上でとることで診断をより確からしくすることが大切です。
呼吸器内科の診療では胸膜、肺、心臓、下大静脈は最低限見ることと、当たり前のようですがエコーのみで全てがわかるわけではないため、他の検査も合わせて考えることが重要です。

日頃の診療で、肺エコーをより幅広く活用できないかと相談していたところでしたので、今回の講義と実習はエコーの新たな可能性を感じる、実りあるものでした。

国際学会では論文や教科書で目にする各国な著名な先生方が一挙に集結し、怖気づいてしまいそうですが、ワークショップは学会前日に比較的少人数で開催されるため、演者の先生に一日を通して質問をしたり議論になったりと、有意義に過ごすことができお勧めです。
先に紹介したResus Ultrasoundのアプリを開発された先生にはとくに親身に我々の相談に乗ってくださり、今後の臨床でも助けていただけるとの優しいお言葉まで頂戴しました。
本日の実習風景と、記念写真を紹介致します。
明日に迫ったポスター発表に向けて今夜は各自、発表の準備に勤しんでおります。次回はポスター発表について報告させていただきます。
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by res81 | 2016-11-12 23:25 | 学会・研修会 | Comments(0)

学会報告 CHEST@Los Angeles 最終日

Gsnow No.2より♪

ついに学会発表当日です!ドキドキ(*^^*)

早起きして午前中はPAHのセッションへ参加しました。PAHに関しては勉強不足な上にまさかのsmall group discussion、、、流暢な英語が飛び交う中でなかなか意見できず居たたまれない気持ちでした。
※GsnowNo.1はIPセッションへ。。。同じ状況となり、いたたまれない気持ちになりました。笑
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会場で前もって少し練習し、午後からいざ発表へ。先天性肺動脈欠損症と肺塞栓症の鑑別に関するcase reportであり、日本語でも説明が難しいのですが、できる限りsimpleに伝え、あとはその場を楽しもうという気概で臨みました。Friendlyな方が多く、話をしているうちにあっという間に発表を終えていました。
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                   会場でMINE先生と合流

初めての海外学会&発表であったこともあり、目新しいもの・新たな発見の連続で会場中をキョロキョロしながら動き回らずにはいられませんでした。飽きることなく楽しんでいました♪

夜は学会会場でお会いした米国留学中の先生方とお食事へ。
美味しいご飯と興味深く刺激的なお話(先生方のご経歴や現在のお仕事・病院のこと、米国での生活等々)でお腹いっぱいになりました。沢山の努力と苦労を重ねてこられたことと存じましたが、お二方ともとても活き活きとされていてmotivateされました(^^)
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                Dinner with Dr.Ishikawa & Dr.Ariyoshi.

今回の経験を糧として、英語に臨床に研究に……challenge精神を忘れることなく日々精進したいと思います。
このような貴重な機会をいただき、病院の皆様には本当に感謝しております。ありがとうございました。
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by res81 | 2016-10-26 14:32 | 学会・研修会 | Comments(0)

学会報告 CHEST @ Los Angeles Day4

Simulationで新しい出会い。。。

同じグループになった方々とlectureを受けながら少しずつコミュニケーションをとってきました。
なぜか国外グループみたいな感じになり、メキシコ人、インド人、日本人、他アメリカ人と。。。
なかなか楽しかったです♪

今までにERS と CHEST に参加させて頂いて思うこと。。。
・ERSはヨーロッパにあるので、多国籍であり、英語はできるものの、母国語ではないので比較的ゆっくり話してくれる。でもそれぞれの国の特徴の英語なまりがあるので時々難しい。
・ERSはcase presentationがないため、若手で自分の症例で発表することが難しい。

・CHESTはほとんどが北米からの参加者(特に今回はLos angelesだから??)が多い。多国籍であるが、留学中の人が多い。
  → 私たちが歩いていると、chineseと言われることが多く、日本からの参加者は少し少なめな印象です。
・日常会話の英語がすごく早い

どちらにしても、海外発表をする機会があるということはいい刺激となります♪
来年も参加すべく、帰国後は臨床に研究に励みます〜
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by res81 | 2016-10-25 15:24 | 学会・研修会 | Comments(0)

学会報告 CHEST @ Los Angeles No3

GsnowNo.1 です♪

CHEST @ Los Angeles 本格始動です。
朝から会場へ行き、poster発表を少し眺めておりました。No.2さんはテンション高めで、横でいろんなパンフレットをもらっておりました♪明日が本番なので、posterの前で練習中、その後はQuizをしながら勉強??
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昼食は$16まで無料のチケットがついており、結局お昼ご飯の量にびっくりして、2人でホットドックをshare!! 席があいていなかったので他の方々の席に一緒に座ってしまい、8人席から9人席へ、とても早い英語で会話が始まってしまいました。私たちに気を使ってくださり、「こんにちは」など言ってくれましたが、speechができない典型的な日本人の私たちは、笑顔で受け答えしている程度でした。。。。いつも思うことですが、帰国したら英語勉強しよ〜

今から、2人でsimulation受けてきます!!!!
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by res81 | 2016-10-25 06:54 | 学会・研修会 | Comments(0)