飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81
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福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。

呼吸器内科スタッフ10名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+後期研修医4名(H29年4月現在)で、日々楽しく頑張っています。
大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。

飯塚病院呼吸器内科では、後期研修医やスタッフを募集しています。ご興味のある方は
iizukakokyu@gmail.com までご連絡ください。

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タグ:飯塚病院 ( 54 ) タグの人気記事

国際学会APSRに参加しております①〜Workshop of Thoracic Ultrasound〜

こんにちは!
アジア太平洋呼吸器学会(APSR)に参加するため、ほほえみの国タイに来ている、ほほえみ隊です。
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現在タイでは国王が亡くなられて喪に服しておられながらも、地元の方々の暖かい歓迎を受けて無事に参加できております。また多忙を極める業務の中、4名もの学会参加を送り出して下さった飯塚病院呼吸器内科の皆様に、心から感謝しております。

さて、初日の今日は隊員4人それぞれがワークショップに参加しております。
なかでも興味深かった肺エコーの話題を中心に紹介させてください。

なお文中で触れた所見はいずれも、Resus ultrasoundという無料アプリで見ることができます。
初学者にも分かりやすい写真や動画が豊富です。是非ダウンロードしてみてください。(現在はAppleのみの対応です)
エコーの話題でとくに面白かったのが、気管支透亮像(airbronchogram)をエコーで観察するという発想です。肺が実質化するとき(sonographic hepatization)、エコー所見上airbronchogramが見えます。日頃X線やCTでは見慣れている所見ですが、エコーでも確認できるようです。
肺炎などの末梢病変の場合は呼吸により気道が動くため、よく観察すると気管の走行に沿った方向に、呼吸に合わせて動きがみられます。これを dynamic airbronchogram (直訳:動的な気管支透亮像)と呼び、気管支壁や気流の動きを反映したもののようです。
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<resus ultrasound on iPhone App storeより>

一方、中枢側の腫瘍による閉塞性無気肺では、気道に閉塞があり気流がないため、気管支壁をきれいに追うことができ、呼吸性の変動がみられません。(tramlineのように見えました)
これを static airbronchogram(直訳:静的な気管支透亮像)と呼びます。
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<resus ultrasound on iPhone App storeより>

これらは感度特異度が高いものではない(まだ論文化されたデータがあまりない)所見ですが、CTに移動できずポータブルX線を待っているような急変時や救急の場面で、初期対応を決める際に活用できるものです。例えば喀血患者で右肺にstatic airbronchogramを認めた場合には、右の中枢性肺癌からの出血がなどが疑われ、右側臥位にして分離肺換気や気管支鏡の準備を考えるかもしれません。
あるいは呼吸不全の患者で原因が喀痰による中枢性無気肺の可能性があるとわかれば、喀痰吸引や体位ドレナージ、気管支鏡を準備するきっかけになるかもしれません。

またエコーの所見は疾患と一対一対応でとらえるのではなく、所見の表す病態をイメージしながら総合的に考えることが肝要です。
例えば気胸の診断において、胸膜の呼吸性変動であるlung sliding signの消失が有名ですが、lung sliding signやA lineが消失していてもB lineが見られる場合にはARDSが考えられます。
単一の所見で飛びつくのではなく、アルゴリズムに則り診断を下すことで、気胸については診断精度は100%近くになるそうです(X線よりも高感度特異度です)。

<気胸診断のアルゴリズム>
1 コンベックスプローべを肋骨に直交するように当てて2ー3肋間を同時に見る
2 Bat signで肋間の胸膜を探し、画面中央になるよう深さを調節する
3 Lung slidingで胸膜の動きの消失を確認する
4 Seashore signの消失で肺の虚脱を確認する
5 Lung pulseの消失を、心臓から離れたところで確認する
6 Lung pointで胸膜が虚脱している点を探す(見えないことも多い)
7 Stratosphere signで最終確認する
8 もちろん左右差の確認も忘れない

その他にも肺、胸膜、心臓など多様なエコー所見を教わりました。
CV確保のSessionでは、静脈と動脈を見極める方法として、拍動の有無、圧迫をして潰れるかの有無に加え、パルス・ドップラーを活用することが新鮮でした。
具体的には血管を同定して動脈か静脈か判別が難しい場合、パルス・ドップラーのカーソルをそれぞれにあてて、脈波が大きく間隔が短いものが動脈小さいものが静脈とのことであり、今後の臨床で活用してみようと思います。

またエコーを行う上で心がけることとして、エコーはあくまでも身体所見と同じととらえ必ず両側でとること、また必ず3臓器以上でとることで診断をより確からしくすることが大切です。
呼吸器内科の診療では胸膜、肺、心臓、下大静脈は最低限見ることと、当たり前のようですがエコーのみで全てがわかるわけではないため、他の検査も合わせて考えることが重要です。

日頃の診療で、肺エコーをより幅広く活用できないかと相談していたところでしたので、今回の講義と実習はエコーの新たな可能性を感じる、実りあるものでした。

国際学会では論文や教科書で目にする各国な著名な先生方が一挙に集結し、怖気づいてしまいそうですが、ワークショップは学会前日に比較的少人数で開催されるため、演者の先生に一日を通して質問をしたり議論になったりと、有意義に過ごすことができお勧めです。
先に紹介したResus Ultrasoundのアプリを開発された先生にはとくに親身に我々の相談に乗ってくださり、今後の臨床でも助けていただけるとの優しいお言葉まで頂戴しました。
本日の実習風景と、記念写真を紹介致します。
明日に迫ったポスター発表に向けて今夜は各自、発表の準備に勤しんでおります。次回はポスター発表について報告させていただきます。
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by res81 | 2016-11-12 23:25 | 学会・研修会 | Comments(0)

学会報告 CHEST@Los Angeles 最終日

Gsnow No.2より♪

ついに学会発表当日です!ドキドキ(*^^*)

早起きして午前中はPAHのセッションへ参加しました。PAHに関しては勉強不足な上にまさかのsmall group discussion、、、流暢な英語が飛び交う中でなかなか意見できず居たたまれない気持ちでした。
※GsnowNo.1はIPセッションへ。。。同じ状況となり、いたたまれない気持ちになりました。笑
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会場で前もって少し練習し、午後からいざ発表へ。先天性肺動脈欠損症と肺塞栓症の鑑別に関するcase reportであり、日本語でも説明が難しいのですが、できる限りsimpleに伝え、あとはその場を楽しもうという気概で臨みました。Friendlyな方が多く、話をしているうちにあっという間に発表を終えていました。
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                   会場でMINE先生と合流

初めての海外学会&発表であったこともあり、目新しいもの・新たな発見の連続で会場中をキョロキョロしながら動き回らずにはいられませんでした。飽きることなく楽しんでいました♪

夜は学会会場でお会いした米国留学中の先生方とお食事へ。
美味しいご飯と興味深く刺激的なお話(先生方のご経歴や現在のお仕事・病院のこと、米国での生活等々)でお腹いっぱいになりました。沢山の努力と苦労を重ねてこられたことと存じましたが、お二方ともとても活き活きとされていてmotivateされました(^^)
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                Dinner with Dr.Ishikawa & Dr.Ariyoshi.

今回の経験を糧として、英語に臨床に研究に……challenge精神を忘れることなく日々精進したいと思います。
このような貴重な機会をいただき、病院の皆様には本当に感謝しております。ありがとうございました。
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by res81 | 2016-10-26 14:32 | 学会・研修会 | Comments(0)

学会報告 CHEST @ Los Angeles Day4

Simulationで新しい出会い。。。

同じグループになった方々とlectureを受けながら少しずつコミュニケーションをとってきました。
なぜか国外グループみたいな感じになり、メキシコ人、インド人、日本人、他アメリカ人と。。。
なかなか楽しかったです♪

今までにERS と CHEST に参加させて頂いて思うこと。。。
・ERSはヨーロッパにあるので、多国籍であり、英語はできるものの、母国語ではないので比較的ゆっくり話してくれる。でもそれぞれの国の特徴の英語なまりがあるので時々難しい。
・ERSはcase presentationがないため、若手で自分の症例で発表することが難しい。

・CHESTはほとんどが北米からの参加者(特に今回はLos angelesだから??)が多い。多国籍であるが、留学中の人が多い。
  → 私たちが歩いていると、chineseと言われることが多く、日本からの参加者は少し少なめな印象です。
・日常会話の英語がすごく早い

どちらにしても、海外発表をする機会があるということはいい刺激となります♪
来年も参加すべく、帰国後は臨床に研究に励みます〜
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by res81 | 2016-10-25 15:24 | 学会・研修会 | Comments(0)

学会報告 CHEST @ Los Angeles No3

GsnowNo.1 です♪

CHEST @ Los Angeles 本格始動です。
朝から会場へ行き、poster発表を少し眺めておりました。No.2さんはテンション高めで、横でいろんなパンフレットをもらっておりました♪明日が本番なので、posterの前で練習中、その後はQuizをしながら勉強??
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昼食は$16まで無料のチケットがついており、結局お昼ご飯の量にびっくりして、2人でホットドックをshare!! 席があいていなかったので他の方々の席に一緒に座ってしまい、8人席から9人席へ、とても早い英語で会話が始まってしまいました。私たちに気を使ってくださり、「こんにちは」など言ってくれましたが、speechができない典型的な日本人の私たちは、笑顔で受け答えしている程度でした。。。。いつも思うことですが、帰国したら英語勉強しよ〜

今から、2人でsimulation受けてきます!!!!
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by res81 | 2016-10-25 06:54 | 学会・研修会 | Comments(0)

学会報告 CHEST @ Los Angeles Day2

はじめまして。後期研修医Gsnow No.2より初投稿させていただきます♪

今日は朝早くから張り切って学会会場であるLos Angeles Convention Centerへ向かいました。
Registrationを終え、記念撮影をパチリ!
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その後会場を見渡すと、どこも準備中???なんとなく人の少なさは感じていましたが^^;
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ということで、残念ながら本日は下見のみとして改めて出直すこととしました。

夕方よりメトロとバスを乗り継いでGriffith Observatory(グリフィス天文台)へ。
LAの街を一望できることはもちろん、Sun setからの夜景がとても素敵で感動的でした✨プラネタリウムや館内の展示場もとても賑わっていました。
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LAの夜を満喫したいところですが、そろそろ発表の練習を頑張ります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします(^^)
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by res81 | 2016-10-23 14:22 | 学会・研修会 | Comments(0)

学会報告 CHEST @ Los Angeles

GsnowNo.1 upします♪

今回はCHEST @ Los Angelesへ到着しました。
ホテルはダブルGsnowで泊まるため、普段よりも値段を抑えて会場近くのホテルに宿泊!!!
素敵なことに、ホテルから会場までshuttle busが通っているようです☆あっ!初海外発表であるNo.2さんは表情やや固めです。
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途中せっかく借りたwifiが受け取れないのではないかというエピソードもあり、のぼりと下りを間違えたりなどなどなど。。。。しましたが無事にL.A.downtown へ着きました。
到着してほんの少しだけ(ちょっと、a little, just minites.....)観光を〜〜〜(^.^)
ツアーの方には観光で2人で来たの?と。。。思わずはいと答えてしまいました。
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明日から学会開始、しっかり会場へ行って勉強してまいります!!

病棟を守ってくださっている皆様、このような機会を頂き本当にありがとうございます!!
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by res81 | 2016-10-22 13:00 | 学会・研修会 | Comments(0)

呼吸機能講習会2016

Gsnowよりupさせて頂きます!
8月24日〜26日まで呼吸機能講習会in岡山に行ってまいりました。働き盛りの私たちを勉強会に参加させてくださり、病院の皆様本当にありがとうございます!!

ほぼ3日間ひたすら呼吸機能検査について学ぶ会です。難しい内容のものも含まれていましたが、大変勉強になりました♪
今回は基礎コースを選択しましたが、応用コースも学んでみたいものです。
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呼吸機能講習会は、実習もあり
肺機能年齢は。。。。。26歳!!
何事も若いことはうれしいです。

さて明日は、滋賀で勉強会です♪
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by res81 | 2016-08-26 22:55 | 学会・研修会 | Comments(0)

気胸・肺のう胞勉強会

スタッフGSnowです!

7月30日に気胸・肺のう胞グループの勉強会@Shinagawaへ行ってまいりました。今回で第16回目(8年目)となる本勉強会。。。私はご縁があって何気に3年間ほど連続で出席させて頂いています。

大学の時より肺移植をやっていた大学の影響もあり、LAMに興味をもっていました。そのときにはLAMと女性ホルモンに興味があったのですが。。。
この会からのご縁もあって今年4月から社会大学院生の生活がスタートしております。テーマは「LAM」。ご縁ですね〜分からないことも多いですが、臨床研究を行うチャンスに感謝しております。

今回の特別講演は、「脈波と胸腔内圧」
先日名古屋であった勉強会に参加できなかったので、今回は非常に楽しみにしておりました。生理学から、臨床まで幅広く直接お聞きすることができました。当院でも導入したばかりの機器ですし、まずは自分から早速やってみています。

〆は羽田空港の「お寿司」でした!!途中から別メンバーも参加して、楽しい帰路でしたね☆
※にやけ顔の2人です♪

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by res81 | 2016-07-31 11:28 | 学会・研修会 | Comments(2)

呼吸器学会 総会 in 京都

Gsnowです。

別れと出会いの春。。。
初期研修医時代から5年間一緒に働いてきた多くの同期、そして当科からはYj先生が新天地でのスタートをきりました。寂しさもつかの間。。。
スタッフ1名+後期研修医3名が新たに加わり、ますます飯塚呼吸器が盛り上がりそうです♪

今週末は呼吸器学会のため、京都に来ております。Yj先生とも早々再会、2週間ぶりです♪
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日向ぼっこ。。。。ほのぼのしておりました。
Aj先生も口頭発表おつかれさまでした!!発表かぶってしまい聴講できず残念です。
大阪以来、T先生も発表聴きにきていただきありがとうございます。
夕方からはるばる参加してくださったスタッフ228号先生。。。。ごめんなさい写真とり忘れました!

私事ながら。。。
Aj先生に続き、春から順天堂大学で社会人大学院生となりました〜!!
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臨床にいかせる研究ができたらなぁと思っております。

今年度もよろしくお願いします!!
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by res81 | 2016-04-09 23:24 | 学会・研修会 | Comments(0)

呼吸器地方会in鹿児島

ひさびさブログupしますGSnowです!!
若手だと思っていたのに気づけば、後輩もたくさん入ってきてくれて、お姉さんになりつつあります。ここ最近は、Care reportを投稿し(今待ち中。。。)、来春からは、飯塚病院に勤務しながら社会人大学院生となります。

3月19日 鹿児島へ呼吸器学会九州地方会へ行ってきました♪
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~飯塚病院同士のディスカッション~
N先生発表お疲れさまでした♪堂々としていて、だいぶ発表に慣れてきたかなぁ~って。。。
自分の発表が近づいてきてちょっとどきどきしながら見守ってました。

発表後は、もちろん西郷さんにお逢いしてきました。
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次は呼吸器学会総会in京都に進出してきます!!
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by res81 | 2016-03-21 11:31 | 学会・研修会 | Comments(0)