飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81
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福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。

呼吸器内科スタッフ10名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+後期研修医4名(H29年4月現在)で、日々楽しく頑張っています。
大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。

飯塚病院呼吸器内科では、後期研修医やスタッフを募集しています。ご興味のある方は
iizukakokyu@gmail.com までご連絡ください。

飯塚病院血液内科ブログ(←クリック)もお勧め!!
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タグ:飯塚病院 ( 55 ) タグの人気記事

CA19-9と呼吸器疾患

飯塚の皆様お元気ですか?GSnowです。
 先日ミュンヘンでのERSの学会も無事終わり、そのまま3か月間の大阪で研修を行っております。初の英語の発表は非常に緊張しましたが、皆様やさしく、大変貴重な経験をさせていただきました!!
 今週末は神戸であった放射線秋季大会+AOCRに参加して参りました。呼吸器内科とは視点が少し違って興味深かったです。

 さて、先日読影をさせていただいている患者さんで、腫瘍マーカーCA19-91000U/mlと上昇していた症例があり、腹腔内に腫瘍はなく、全身評価目的のCTを撮影されていました。学会でも同じような症例があったので調べみました。

CA19-9(正常値37U/ml以下、2倍以上上昇で異常)
1979年Koporowskyらがヒト大腸癌培養細胞株SW1116をマウスに免疫して作成したモノクローナル抗体(NS19-9)が膵臓癌患者の血清にも強く反応することを見出したことによって発見された糖鎖抗原である。
膵臓癌、胆管癌などの消化器原発の癌で高値をとることが知られているが肺癌、乳癌、子宮癌でも高値となることがある。また、AtkinsonらによるとCA19-9は膵管上皮や肝内胆管上皮、胆嚢上皮、胃粘膜上皮、気管支腺、唾液腺、胃、大腸、前立腺の上皮などの正常組織にも分布しており、健常者の血清中にも分子量約20万の糖蛋白として存在する。

CA19-9と肺癌
原発性肺癌では陽性率は30%と言われ、CA19-9が高値を示すのは腺癌に多く、その中でも乳頭型や気管支肺胞型に多く、肺癌におけるCA19-9の上昇は1000U/ml以上となるものも報告されている。関根らの報告1)では、20例中すべて腺癌であり、cStageⅢ以上が90%を占めていた。
1)CA19-9産生を示した胸壁浸潤性肺癌の1 例(肺癌.2005;45:839-843)

CA19-9と良性肺疾患
良性疾患でも上昇する報告はあり、胆石症、胆管炎、卵巣嚢腫などがある。呼吸器疾患においては、特発性間質性肺炎、びまん性汎細気管支炎、気管支拡張症、気管支嚢胞、結核、非結核性抗酸菌症、珪肺などがあげられる。陽性率は80%以上と高値であるが、測定値の上昇は軽度であることが多い。戸谷らの報告2)では、NSIP患者での血清CA19-9を測定しているが、値は1000U/ml以下であり、疾患活動性マーカーとされる血清LDH, KL-6, SP-D, 胸部Ga-67シンチとは相関を示さなかったとしている。

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2)病理組織学的に非特異的間質性肺炎所見を呈した間質性肺炎患者におけるCA19-9 についての検討(日呼吸会誌43(2),2005.)
非結核性抗酸菌症の症例では、1222U/mlと上昇する報告もあるようです。
3)孤立陰影と高CA19-9血症の非結核性抗酸菌症(信州医学雑誌 56(6): 365-370(2008))    

結局、CA19-9が上昇しているだけでは、なにも言えず。もちろん癌のスクリーニングだけはしておかないといけないとは思いますが。。。ちなみに膵炎ではCA19-9 50000U/mlまで上昇することもあるようです。
近年、人間ドックや検診で腫瘍マーカーを測定する機会が増えており、CA19-9が上昇している原因として肺疾患も考えなくてはいけないこともあるかもしれませんね。

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by res81 | 2014-09-28 21:25 | 学会・研修会 | Comments(0)

リウマチとMTXとPCPと淹れたてコーヒーと・・・

久しぶりの更新になります、スタッフ228です。
みんなががんばっているのをいいことに、ちょっと更新をサボりがちになっておりましたが、心に留めている書きたいネタはあるんです!なんか言い訳みたいですが・・・笑

前置きはさておき、今日はつい先日まで当科をローテーションしてくれて、ぼくの拙い指導のもと、昼夜を問わずがんばってくれた研修医のS先生が最終プレゼンをしてくれました。当科では、通年で2年目の研修医の先生がローテーションしてきてくれます。7〜8週間という、あっというまのローテーションではありますが、どの先生も一生懸命がんばってくれるので、ぼくたちもそれに応えようと必死です(笑)2年目の先生方のアツい気持ちは、自分たちに初心を思い出させてくれたり、今まで気付かなかったような疑問を投げかけてくれたり、とても刺激的でもあります。今日はそんな刺激をビシビシ与えてくれたS先生のプレゼン!
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テーマは、

リウマチとメトトレキサート(MTX)とニューモシスチス肺炎(PCP)

リウマチの治療としてMTX(と少量ステロイド)を使用していた患者さんに発症したPCPの症例を、実際にローテーション中に担当してもらったわけですが、症例の発表とともに症例から学んだこと、疑問とその考察をプレゼンしてくれました!

ということで、自分自身も今回 改めて、リウマチ、MTXに関連したPCPについて勉強し直したのですが、この分野、勉強しがいがありますね〜
おもしろい分野ですが、うーん、やっぱり免疫系はムズカシイと痛感します。
以下、つれづれなるままに書いていきます。。。


PCPは大きく二つに分類されます。HIVに関連したPCPとそうでないPCP(non-HIV PCP)です。HIV関連PCPは、当院でも年に1〜2例程度でしょうか、時折散見されますが、最近ではnon-HIV PCPが増えてきているように思います。

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(S先生プレゼンスライドより)

この図のように、Non-HIV PCPは、病原体自体はさほど多くないにも関わらず、重篤化することが知られており、それは、病原体に対して免疫が過剰に働きすぎてしまい、結果肺障害をよりひどいものにしてしまうから、と考えられています。ステロイド剤や免疫抑制剤がPCPのリスクに挙げられ、そういった薬剤を使用する自己免疫疾患(リウマチを含む) で、特にPCPの発症に注意が必要なわけです。


この文章、どこか矛盾を感じませんか・・・??


ステロイドや免疫抑制剤で免疫がおさえられているはずなのに、免疫が過剰に働いて肺障害をひどくしてしまう・・・


今回、S先生がプレゼンしてくれた症例は、実はMTXの副作用で血球が減少していました。リンパ球数自体は保たれていたのですが、好中球数が明らかに低かったのです(600/μL)。この状況下で肺炎になったわけですから、抗癌剤治療をしている立場の人間からすると、いわゆるFN(発熱性好中球減少症)に近い状態なわけで、ともすると広域抗菌薬を投与しながら、G-CSFを使用して好中球を増やしてもいいかな、と思ってしまいたくなるような状態。ただ、今回は病歴と画像所見から明らかにPCP(もしくはMTXによる肺障害)を疑う状況だったわけで、そこで思いました。このまま好中球が少ないままのほうが、過剰な免疫が誘発されにくく、軽くて済むのでは・・・


ST合剤とステロイドによる治療を行い、患者さんは無事に軽快しました。G-CSFなどは使用せず、血球も自然に回復していきました。


S先生が言いました。
「先生、non-HIV PCPって、もっと重篤で致死的かと思ってたんですが、なんか案外軽症でしたね」


ぼく「・・・・」


い、いや、なんか違う。non-HIV PCPは軽症と思って油断しては駄目なはず!今まで自分が経験してきたステロイドを契機としたPCPはとても重篤だったし、一般的にHIV PCPと比較して重篤と言われているじゃないか、油断しちゃ駄目だ〜


あれ、でも、たしかに本症例は、どちらかといえば軽症だ・・・??


MTXは、葉酸代謝を阻害し、核酸ならびにDNAの合成を阻害することで、DNAの複製、細胞増殖を抑制する薬剤です。免疫抑制剤というよりも、いわゆる抗癌剤により近いと考えられます。リウマチに対しては、免疫細胞を抑制し炎症をおさえることで効果を示すようですが、細かい機序ははっきりとは分かっていないようです。リウマチという複雑で特殊な免疫機構をもつ疾患に、このMTXを使用することで、抑制が優位な免疫系(PCPが発症しやすくなる)とあんまり抑制されない免疫系(むしろ病原体に対しては過剰に働きPCPを重篤化する)とが生じ、そのバランスによって、重症度が決まってくるのでしょうか・・・

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これは、あくまで自分の頭の中のイメージです。悪しからず。


ちなみに、リウマチでMTXを使用している方のなかでは、高齢の方のほうが、よりニューモシスチスの定着(colonization)がみられるようです。そして、その後、実際にPCPを発症する方もいるようです。


リウマチにMTXがどういう機序で働いているのか、PCPの発症機序、重症度がどうやって決まるのか、今後さらに解明されていくことに期待したいと思います。

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こちらはS先生が、最終プレゼンにあたって、ぼくたち聴衆のために、自ら準備したオススメのコーヒー豆を自ら挽いているところです。
おもてなし精神さすがです☆☆☆
さあ、また明日からもがんばりましょう〜





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by res81 | 2014-09-26 04:03 | 真菌症 | Comments(0)

ERS2014日記③

スタッフのTBです。

すこし遅くなりましたが、ERS日記、最後です。

最終日は少しだけミュンヘン市内を観光し、お土産を買いました。
ミュンヘンは本当に綺麗な街です。
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翌朝帰国のため空港に向かおうとタクシーに乗ったところ・・・大渋滞!!
4台の玉突き事故が起きたそうです(トホホ)
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当然飛行機には間に合わず。
何とか予定通り日本に戻るため、あわてて他の航空会社のチケットを探し、Air Chinaで北京経由で帰ることが出来ました。焦りました・・・
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           (北京空港で食べた朝ごはん、中々微妙な味でした)

トラブルも含めて、楽しい学会でした~

当科は毎年国際学会に参加しています!
今年は11月のAPSR@バリ(!羨ましい!!)にも3名参加予定です。
当科では、できるだけ早いうちから継続的にこのような機会に触れることが大切だと考えています。

呼吸器内科で後期研修をお考えの先生、是非当科で一緒に学んでみませんか?
楽しいですよ!!


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by res81 | 2014-09-22 07:00 | 科の紹介 | Comments(0)

ERS2014日記②

スタッフのTBです。
ERS2014の経過報告です。

あの後、若手(?)2名が見事に発表されました!
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女性気胸のCT診断について。独自のアルゴリズムで診断精度を向上させる研究です。
質問に一生懸命答えています!
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こちらは当院で行っている「胸部領域の超音波ガイド下生検」の成績の発表です。
海外ではCT撮影のハードルが高いことから超音波のニーズが非常に高く、
ドイツの大学教授から「方法を教えてください」と、連絡先を頂きました!
交流を続けていきたいですね~
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2人ともしっかり英語でディスカッションしていました!

緊張の発表の後は、歴史あるビアハウス「ホフブロイハウス」で順天堂大学の先生と一緒に打ち上げです。
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いや~お疲れ様でした。
2人ともとても良い刺激を受けたとのこと。
また臨床・研究ともに頑張っていきましょう!

明日はセミナーと軽く観光、明後日はもう帰国です~



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by res81 | 2014-09-09 10:21 | 科の紹介 | Comments(0)

ERS2014日記①

スタッフのTBです。

本日より、ERS2014に参加しております。
今年はミュンヘン(ドイツ)で開催されており、飯塚病院から3名で来ています!
移動時間が長かったのですが、さすが若手は疲れ知らずです!
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ミュンヘンはすっかり秋模様で、風が心地よいです。
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後期研修医のSnow先生と、若手(?)スタッフYj先生が、
たった今からポスター発表されます。
二人ともかなり緊張してます(#^.^#)
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日々の臨床の成果をしっかり発表して、沢山学んでまいります!

経過は引き続きご報告します~


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by res81 | 2014-09-07 19:49 | 科の紹介 | Comments(0)

☆気胸・肺嚢胞スタディグループ 第12回勉強会☆

7月は肺癌診断会および画像診断セミナー⇒内科認定医試験を終え、結果待ちの中の後期研修医GSnowです。そろそろ国内留学に向けての履歴書書いたり、お部屋を決めたりしている最近です。
東京タワー・東京ドームを通りすぎつつ、先日「気胸・肺嚢胞スタディグループ」の勉強会に参加させていただきました。
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同種造血幹細胞移植は今まで経験がなく大変勉強になりました。

同種造血幹細胞移植(hematopoietic stem cell transplantation:HSCT)後の肺障害
移植後1ヶ月以内:好中球減少期
・Capillary leak syndrome
・びまん性肺胞出血(diffuse alveolar hemorrhage:DAH)
・Peri-engraftment respiratory distress syndrome:PERDS
・感染症:細菌性肺炎、真菌感染症
移植後1ヶ月~100日
・急性呼吸急迫症候群
・DAH
・Pulmonary cystlytic thrombi
・器質化肺炎
・感染症:PCP、CMV肺炎
移植後100日以降:晩期     ※免疫力は回復し非感染性疾患が多い
・閉塞性細気管支炎─慢性移植片対宿主病変
・好酸球性肺炎
・肺静脈閉塞症
・間質性肺炎類似肺線維化病変:OP、NSIP、LIP、DAD、PPFE
(画像診断 Vol.34, No.1,2014)

同種移植の方が自家移植より合併症が多く、GVHDが関与している。
HSCT後非感染性肺障害をIdiopathic pneumonia syndrome(IPS)やlate-onset noninfectionus pulmonary complication(LONIPC)というようです。LONIPCは移植後後期肺障害に限ったものを指します。

閉塞性細気管支炎症候群:Bronchiolitis obliterans syndrome(BOS)

概念:
非可逆的な細気管支の線維性壁肥厚と閉塞を来す疾患でGVHDと関連があり、T細胞性免疫が関与している。

検査:
呼吸機能検査:Airflow obstructioinを認め、閉塞性肺障害パターンを呈する。
       FEV1/FVC→定期的なフォローを行い早期発見を行う
気管支鏡検査:TBLB(※なかなか診断できない)
CT:呼気CT⇒Air-trappingを反映するlow attenuation areaを呈する(mosaic pattern)
   末梢の血管影の減少・縮小化、細気管支拡張
   移植前と移植後を比較し移植後肺過膨張の進行を確認
肺換気血流シンチグラフィー

治療:
肺機能検査による3ヶ月毎のフォロー
免疫抑制剤
ステロイド(※発表された施設の先生方はICS/LABAを使用しているようです)
AZM(J heart Lung Transplant 2010;29:531-7)
肺移植

のようです。間違っていればご指摘ください。。。
ERS 2014では、女性気胸について発表させていただきます。勉強しておかないと。。。
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by res81 | 2014-08-03 18:25 | 科の紹介 | Comments(0)

新生活!?スタート!!

こんにちは、スタッフ228です。
ついに、新年度が始まりました!!
新しい仲間を加えて、心機一転がんばっていきたいところです!!

今年度は、若手ドクターたちが、それぞれ全国のいろいろな病院に3ヶ月単位で研修に行きますし、その報告や若手ドクターたち(後期研修医含む)の日々の様子(業務や研究会、飲み会などなど)なんかもアップしていく予定ですので、引き続き当ブログをどうぞよろしくお願いします。


さて、さっそく私事ですが・・・

この4月から、長崎大学の病理診断科にて社会人大学院生もさせていただくこととなりました〜!!
昨年度、半年ほど国内留学をさせていただいたという流れをついで、大学院生もやってみることにしました。
臨床マインドを忘れず、臨床に生きる研究ができたらなぁと思っております。

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↑ ほんとは長崎の写真が撮れればよかったのですが、天候が悪く、とりあえずこんなものを載せてみました(^_^;)

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↑ 葉桜が見えだした桜の樹々と遠賀川、そしてその後方に見えるのが、ボタ山です〜


ではでは、今年度もよろしくお願いします〜







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by res81 | 2014-04-06 15:26 | 科の紹介 | Comments(0)

☆☆☆ the 飯塚病院呼吸器病センター ☆☆☆

飯塚病院では、昨年10月から呼吸器病の診療体制が変わり、呼吸器内科と外科、呼吸器腫瘍内科と腫瘍外科とが併さって、呼吸器病センターとして活動しています!!
センター長だった山本先生が定年退職を迎えられるにあたり、この3月から呼吸器外科の大崎先生がセンター長に就任されました!!
今日は大崎先生の就任祝いと、3月で飯塚を去る先生方の送別会を行いました〜

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退職される安田先生、阿南先生、本当にお疲れさまでした。
働く場所は変われど、飯塚スピリッツは変わりません!!
今後は、施設を越えて診療や研究でコラボできると素敵ですね〜

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内科と外科の垣根を越えて、センターとして初の試みでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました!!

こうして見るとけっこう人いますよね!?
(来年度は内科外科ともにさらに仲間が増えますけど)
呼吸器診療に携わるドクターがこれだけいて、しかも内科と外科の敷居が低いこんな施設は、日本でもなかなかないんじゃないでしょうか??

内科の患者さんを外科で手術するような場合には、希望すれば手術を見学させてもらえますし(特に後期研修医の先生にはいい経験になります)、肺癌症例の治療方針の検討はもちろん、膿胸症例はほぼ全例合同カンファレンスにかけ手術時期を逃さないように検討したり、教育面や診療面で密な連携を図っています。
そして、気管支鏡カンファレンスや抄読会なんかも合同で行ったり、呼吸器診療全体のレベルupを目指しています!!

さらに、診療レベルの向上はもちろん、呼吸器センターとして臨床研究でも結果が出せれば、と思います。
ほんとに今後がわくわく楽しみです〜☆
また明日からもがんばりましょう!!

以上、スタッフ228がお送りしました!!




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by res81 | 2014-03-12 23:20 | 科の紹介 | Comments(0)

最近の飯塚病院呼吸器内科

スタッフ228です!
臨床で患者さんと向き合っていると、いつの間にやら時間が過ぎていってしまいますが、そんな中でも研究会に参加したり、新しい試みや研究にも取り組んでみたり、ワイワイやってます(笑)

昨日は、第11回九州びまん性肺疾患カンファレンスに参加!!
後期のみんなも積極的に質問したりがんばってました!!
思えば、数年前にこの会に自分が参加したときは、分からない用語や普段遭遇しない疾患ばかりで、別次元の世界にきたような感覚でとても質問なんでできない感じでしたが、そういう意味では今の後期のみんなはたくましく立派だなぁとしみじみ感じました(親心??笑)
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↑ 休憩時間もワイワイやってます


先週は、産業医科大学主催の、肺癌診療における病理と臨床をつなぐ会にも参加しました!!
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産業医科大学の田中先生の分子生物学のお話は、とても分かりやすく、久しぶりに生物学の授業を受けたような感覚になりました。さすが大学の先生だなぁと思った次第です。

続いて行われた兵庫県立がんセンターの里内先生と奈良県立医科大学の大林先生の講演も、とても見応え、聴き応えがある内容でした。
数%とは言われていますが、ALK融合遺伝子を持っている人をいかに見つけるか、自分たちの病院の検体採取についてなど、振り返るきっかけにもなりました。

こんな感じで、少しずつ前に進んでいるような気がします!!
後は、やっぱり結果も出さないといけませんので、気を引き締め直してがんばりたいと思います〜






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by res81 | 2014-03-09 23:49 | 科の紹介 | Comments(0)

謹賀新年 & 初期・後期研修医のみなさんへ

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明けましておめでとうございます、スタッフ228です。
ほんとに一年が経つのは早いですね。
個人的に、昨年から今年にかけて国内留学を経験させていただいており、貴重な時間を過ごさせていただいています。何より、いろいろな方々と出会えたことが、ちょっと大袈裟ですが、一生ものの財産かなと思ったりもします。

さて、更新のペースがまったりなこのブログですが、今年はもっと更新をがんばりたいです(笑)
基本は自身が勉強したことを載せており(勉強以外のイベント系も多いですが)、自分の発見・感動、悩ましいところなんかをテーマとしています。
ですので、日常臨床で迷われた方が、ちょいとGoogleなんかで検索したときに、このブログが引っ掛かって、多少なりとも参考になれたら嬉しい限りです。ただ、あくまで参考なので、もっとこうしたほうがよいといったアドバイスやご意見などありましたら、遠慮なくご連絡いただければと思います。この場を通して、悩みを共有したり、ディスカッションができるようになれたらいいなぁと思ったりもしています。

それから、このブログの目的のひとつに、飯塚の後期研修をもっと知っていただきたい、というのもあります。ホームのお知らせ欄にも記載していますが、当科は大学の医局とは関係のない診療科、という特徴があります。決して仲が悪いわけではなく、歴史的に、昔から人事が大学人事と独立している、という意味です(^ ^;) ですので、このブログを通して、大学とは違う当科の雰囲気を少しでも感じてもらえたらなぁというのがあります。

ということで、少し当科のPRをしたいと思います。 
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まず、当科の特徴として、何より症例数が豊富、という点が挙げられます。市中病院のメリットのひとつかと思いますが、肺炎や喘息、COPDといった比較的commonな疾患から、間質性肺炎や肺癌ももちろんみます。人工呼吸器を装着したような超急性期の患者さんを担当することもあれば、肺癌の終末期、緩和治療を担当することもあります。年に数例は、とても稀な症例も経験します。外来診療も担当し、外来患者さんの悩み相談は、一般内科外来に通じる点もあるように思います。

また、後期研修医にとって非常に勉強しやすい環境にある、というのも特徴のひとつです。当院は、病院全体として若いスタッフが多く、とても活気がある病院です。みなさん、意識が高い方が多く、もちろん環境が全てとは言いませんが、研修する上で刺激的な環境だと思います。ドクターも同世代が多く、公私ともども心強いものです。当科は基本的に全科がそろっており、その相談にあたってとても敷居が低いのも特徴です。自身で学習することが大切なのは言うまでもありませんが、ちょっとエキスパートの意見、経験を聞きたいときに、気軽に聞けるこの環境は素敵だなぁと感じています。

当院いろいろな後期研修医の形がある中で、「呼吸器内科の後期研修医」という肩書きになりますが、呼吸器内科だから呼吸器内科だけ、というわけでもありません。ローテーション例をお示ししますが、一年のうち呼吸器内科は最低半年のローテーションが義務づけられており、逆を言うと、残り半年は自分の希望に応じて研修することが可能です。特に3年目の先生に、まだ進路に悩まれている方もいらっしゃると思いますが、そんな方にはおすすめです。もちろん、呼吸器内科一筋も大歓迎です。いずれにせよ、この3年目の間にそれなりに内科疾患を経験することもでき、最短で4年次には内科認定医が取得できると思います。

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そして、近年力を入れている点のひとつに、他施設研修があります。飯塚だけでなく、他施設で研修することは、貴重な経験になると思います。


学会発表や論文作成にも力を入れています。自分が経験した症例をもとに、あるいは自分の興味をもとに、テーマを決めて研究を行います。学会は、国内外を問わずに積極的に参加しており、特に国外での経験は、とても刺激的な経験になること間違いなしです。 

下図に、もう少し具体的に、うちで取得できるであろう技術と資格についてまとめてみましたので、こちらもご参照ください(協力:後期研修医A先生)。胸腔鏡をけっこうやってるのは、うちの特徴のひとつかなぁと思います。

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こんなことばかり記載していると、ちょっと敷居を高く感じられた方もいるかもしれませんが、その必要はありません!みんな普通の人間ですし(笑)女医さんだっています。女医さんが働きやすい環境作りも目指しています!!(結婚、出産後はベッドフリーで外来中心にして、希望に応じて研究も継続したり)

何はともあれ、みんなで和気あいあいと仲良くやっているのが、最大の売りかなぁと思ったりもします。

さて、そんなこんなで当科では、 1~3年の研修が可能なわけですが、その後の進路も気になるところですよね?
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大きく分けて3つの進路があります。まず、出身大学や地元の大学、興味ある大学など、大学に入局する、という道です。最近は、後期研修を市中病院で行ってから入局される先生、あるいは、入局は決めているけど、後期研修は市中病院で行いたいと考える先生もけっこういらっしゃるようです。入局を決めていても、医局の許可があれば、うちで研修いただくことは可能です。実際そういう先生もいます。今までの入局例を挙げると、順天堂大学、九州大学、京都大学、大分大学などなど。産業医大に入局が決まっている先生が来られたこともあります。

そして、もうひとつ。飯塚で研修後に、さらに研鑽を積むべく、他施設へ行かれる先生もいらっしゃいます。具体的には、日本の間質性肺炎診療において有名病院のひとつである神奈川循環器呼吸器病センター、呼吸器の先生方が多数いらっしゃり、診療全般が充実している東京病院、はたまたがんセンターに行かれた先生などなど。ちなみに、写真は、当科での研修後、神奈川にいき、つい先日国際学会で賞を受賞したM尾先生です!(ちゃんと本人には掲載の許可もらってます、おめでとう!)こんな感じで、飯塚を出た後も各地でがんばっている先生も多いです。

最後に、希望者はスタッフとして残ることも可能です。呼吸器内科に限らず、飯塚に愛着を持って残っている先生が多いのも当院の特徴な気がします。なかでも呼吸器内科は、科への愛情が強い先生も多いので(ちょっと気持ち悪いかもしれませんが・・・笑)診療レベル、診療体制、研修医への教育、研究など、とにかくこの科をよくしたい、ということを考えている先生も多いです。この科を盛り上げていきたいな、と思った先生は、スタッフとして残っていただくのも大歓迎です。

また、大学への入局を考えられている方の中には、大学院進学や留学なども視野に入れていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は、大学院進学は入局しなければできないわけではありません。どこの大学でも、というわけではありませんが、いくつかの大学では、他施設で働きながら大学院に進学することができる社会人大学院の制度を設けているところもあります。つまり、飯塚で臨床をしながら、大学院での勉強ができるんです〜!!大学院に進むにあたって、臨床を離れるのに抵抗があるという方、臨床しながらもっと他の勉強もしてみたいというような方にはオススメかなぁと思います。

さて、新年早々、長々と宣伝してしまいました。もちろん記載したことが全てではありませんし、私見もけっこう入っており、感じ方は人それぞれですので、あくまで参考程度に、と思っています。何はともあれ、ちょいとご興味がわいた方は、ぜひぜひ一度見学に来ていただければ、と思います。ご質問もいつでもどうぞ!

メールはこちら ➡ iizukakokyu@gmail.com

それでは、今年もよろしくお願いいたします。
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by res81 | 2014-01-12 21:50 | 科の紹介 | Comments(0)