飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81
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福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。

呼吸器内科スタッフ10名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+後期研修医3名(H30年4月現在)+特任副院長1名で、日々楽しく頑張っています。
大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。

飯塚病院呼吸器内科では、後期研修医やスタッフを募集しています。ご興味のある方は
iizukakokyu@gmail.com までご連絡ください。

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カテゴリ:学会・研修会( 87 )

APSR 2018 ④ 学会報告!!

こんにちは。飯塚病院呼吸器内科後期研修医のM.Oです。
現在、国際学会APSR2018に参加させていただいています。
国際学会は昨年のCHESTに続き人生で2回目ですが、海外という環境に圧倒されっぱなしです。

昨日、ポスター発表をさせていただきました。
英語が上手く伝えることができず、ほぼスルーされてしまいましたが…何とか発表を終えられました!!
サポートしてくださった先生方やスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
今回の経験を今後に生かせるよう、もっと英語を勉強しようと思います。
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今回、2度目の国際学会に参加して、世界の広さや自分の未熟さを改めて痛感させられました。
様々な疾患についての検査や治療など、知らないことがまだまだたくさんあります。
肺癌の治療に関しても、次々に新しい薬剤や治療戦略が出てきています。
参加した肺癌のセッションでも、肺腺癌について新たな遺伝子変異や耐性機序、検査方法などが重要だと言われていました。
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臨床現場で、若年の肺腺癌の患者様を診させていただく機会がありました。
当初は遺伝子変異を検出せず、殺細胞性抗癌剤で治療を行っていましたが、LS-SCRUMの遺伝子スクリーニングで希少な遺伝子変異を認めたため、今後、臨床試験への参加が期待できています。
今後、効果の期待できる治療が見つかり、少しでも元気に大切な人との時間を過ごしていただけるよう願っています。
このようなsevereな症例を、主治医として診させていただける環境に本当に感謝しています。
治療方針など相談に乗ってくださる上級医の先生方、病棟や医局のスタッフの皆さん、そして何より、治療を一緒に頑張って下さる患者さんご本人とそのご家族さんには感謝しかありません。

今回、学んだことや感じたことを今後に生かしていきたいと思います。
病棟を守っていただいた皆さま本当にありがとうございました。
今から帰国します!!明日から、また元気に働きます!!
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by res81 | 2018-12-02 13:43 | 学会・研修会 | Comments(0)

APSR2018 @台北 3日目

こんばんは、後期研修医GYです。

台北の温暖な気候と気さくな人柄に触れながら充実した日々を過ごしております。


本日はAPSR3日目、発表日でしたので簡単にその内容をご紹介させていただきます。

“An autopsy case of ruptured liver metastases from small cell lung cancer: Case report and literature review.”というテーマで、小細胞肺癌の肝転移巣破裂に関して剖検例を参考に考察を致しました。

小細胞肺癌の肝転移はしばしばみられますが、肝細胞癌と異なり破裂することは稀と考えられております。

症例は50歳男性、PS0、右肺門部の異常陰影を指摘され来院し精査の結果、進展型小細胞肺癌(同側肺門縦隔リンパ節腫脹あり、多発肝転移あり、骨転移あり)の診断に至りました。

CBDCA+ETP投与後、数時間経過して嘔気・倦怠感が増強し、翌日の明け方に血圧低下・心停止となりました。病理解剖の結果、肝臓への小細胞肺癌のびまん性浸潤と肝被膜下の血腫、血性腹水を認め肝転移巣破裂に伴う出血性ショックが死因と考えられました。


多血性腫瘍、壊死傾向、肝被膜下の腫瘍、肝静脈の密集、腹圧が高まる状態、急速な腫瘍増大が肝転移巣破裂のリスクであり、本症例でもこれらをほぼ満たしていました。本症例以外にも過去に肺癌の肝転移巣破裂は11症例報告されていますが、このリスクを念頭において今後も治療に当たるべきと考えております。

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ここ台湾では漢字と英語と日本語と、どれも同程度に通じる気がしてとても便利です。参加者の先生方との交流や食事、文化や自然と異国の空気を感じることはやはり面白みがあり気分一新しました。

このような機会に感謝して、また来週以降の現場で精進していきたいと思っております。


by res81 | 2018-12-02 00:12 | 学会・研修会 | Comments(0)

APSR2018@台北 2日目

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皆さま こんにちは、後期研修医ORです。

今年初めてAPSRに参加する機会をいただき、台湾に来ております。2日目は国際学会での初めてのポスター発表でした。


「ベンゾジアゼピン常用は喘息発作の頻度を上昇させるのか」という演題名で発表しました。結論から言うと、今回の後向き研究では関連性は低いと思われました


COPD患者の眠剤使用は、肺炎やその他呼吸器症状のリスクと関連があると言われています。また不眠が喘息関連症状の増悪因子である事も報告されています。

ベンゾジアゼピンはGERDの誘因として知られて、GERDは喘息発作の誘因の1つともされています。しかし、眠剤と喘息発作の関連性は不明であり、今回の研究テーマとしました。


20131月から20185月までに1年以上経過観察された喘息患者135例を対象としました。患者は以下の4群に分類されました。(a)眠剤非使用者、(b)ベンゾジアゼピン使用者、(c)非ベンゾジアゼピン使用者、(d)両方使用者。喘息増悪の頻度および最初の喘息増悪までの時間を比較しました。


各群の患者数は以下の通りでありました:(a)眠剤非使用者、103; (b)ベンゾジアゼピン使用者、12; (c)非ベンゾジアゼピン使用者、7; (d)両方使用者、13。両群とも喘息増悪の頻度に有意差はなく(p = 0.528)、ベンゾジアゼピンの日常的な使用は最初の喘息増悪までの時間と関連しませんでした(p = 0.844)。


結論としてこの後向き研究では、喘息増悪の頻度に有意差がなかったことを示唆しました。


初めての国際学会での発表で緊張しましたが、何とか無事(?)終える事が出来ました。

2日目は午前O先生とG先生、午後M先生となります。みんなで応援してきます!


最後になりますが、忙しい中、快く送り出してくださった呼吸器内科また現在所属している総合診療科の先生方には感謝しております。その気持ちを抱きながら学んできます。


by res81 | 2018-11-30 15:06 | 学会・研修会 | Comments(0)

APSR2018@台北 1日目

皆さま こんにちは
スタッフM&Mです。

今年もAPSRに参加する機会をいただき、台湾に来ております。
福岡から2時間程度と、帰省するよりも短い移動時間でした。

初日は各自ワークショップに参加しました。私は重症喘息のセッションに出てきましたので少しだけご紹介します。

重症喘息は全喘息症例の5−10%程度と言われており、最近治療法が増えてきています。
ただ、重症喘息かもしれない症例に出会った時に大事なことはまず改めてその症例を下記の通りじっくり見返すことです。
⑴ 患者さんの吸入手技を実際に確認すること、そもそも吸入し忘れがないか確認することから始まります。
⑵次に診断の確認を行います。
⑶併存症があれば、そのコントロールがうまくいっているか評価。コントロール不良であれば治療を強化します。
⑷上記確認後に喘息治療をステップアップします。

ステップアップする時に悩ましいのが生物学的製剤に関してです。ここ最近生物学的製剤の種類が増えてきておりどの薬剤を選択するのか、治療効果判定のマーカーや投与中止の判断など使用方法に悩まされることが増えてきました。
そこで、今回のワークショップではまず生物学的製剤に関するテーマが取り上げられておりました。
*オマリズマブの効果が特に期待される症例
呼吸NO値が高値、血中好酸球数増多、血清ペリオスチン高値
*上記はいわゆるタイプ2の喘息症例ですが、これらが低い症例でもオマリズマブの恩恵を受けます。ただ、その反応は緩徐であり不十分と報告されていました。
*肥満症例、発症年齢が低い症例などはオマリズマブの投与中止後増悪のリスクとなるようです。

ただ、生物学的製剤の選択方法や使用方法に関しては未だに確固とした基準がなく様々な意見が飛び交っていました。

そのほか、サーモプラスティ(BT)も取り上げられていました。
日本でもBT症例が増えてきており下記のように適応症例などに関しての報告が増えてきています。
*BTの効果に関してはallergic、non-allergicで差はない
*気道リモデリングにより気管支壁が肥厚しているような症例で特に有効
*生物学的製剤無効例、好中球性の気道炎症症例などで有効

このワークショップでは重症喘息に対するアプローチの方法を学びましたが、患者さんに合った治療法を選択することの難しさを改めて感じました。ただ、ここには書ききれない学びもたくさんありましたので帰国後改めて科内で共有させていただきたいと思います。

初日はワークショップだけでしたが、いよいよ明日から発表が始まります。
トップバッターは、癒し担当 O先生です。みんなで応援してきます!

最後になりますが、忙しい中、快く送り出してくださった呼吸器内科の先生方には感謝しております。その気持ちを抱きながら学んできます。



by res81 | 2018-11-29 22:01 | 学会・研修会 | Comments(0)

第27回Pneumo Forum

スタッフのTBです。

本日は東京に来ております。
第27回Pneumo Forumに参加させていただきました!

我が国トップの呼吸器臨床+研究をなさっている先生方の前で、
42歳以下の若手?医師たちが自身の研究内容を発表する会です。
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恥ずかしながら私も発表させていただき、
とても良い経験になりました。
たくさんの刺激をうけ、
これからも臨床と研究を両方続けていきたいと
改めて認識いたしました。

明日はIPF新ガイドラインについて勉強の会です!
しっかり勉強してまいります。




by res81 | 2018-11-17 22:05 | 学会・研修会 | Comments(0)

間質性肺炎・肺線維症勉強会@宮崎

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お久しぶりです。

スタッフのTBです。
昨日は宮崎市にお招きいただき、当科の間質性肺炎・特発性肺線維症診療の実際をお話しさせていただきました。お招きいただきた県立宮崎病院の姫路先生、誠にありがとうございました。
プライベートも含め、宮崎は今年2回目です!

とてもたくさんの方々がお集まりいただき、宮崎市の呼吸器診療への関心の高さに感動しました、また、市民の森病院看護部の岡本先生のご講演では、とても熱心な患者さんへの関わり方に心を打たれました。

宮崎東病院の伊井先生、宮崎大学の松元先生と松尾先生には、会の後にお食事に連れて行っていただき、宮崎の食のすばらしさに感動しました!また、地域での呼吸器診療に関するお話や、来年3月の宮崎での呼吸器学会九州地方会のお話などもして頂き、とても楽しく勉強になりました。

今後も様々な面でご指導頂けたら幸いです。

どうもありがとうございました!

by res81 | 2018-10-20 09:50 | 学会・研修会 | Comments(0)

ヨーロッパ嚥下学会(ESSD) 発表のご報告 

アイルランドより最後の投稿です、と書きかけたところで終わっておりました。
ロンドンで乗り換え便を待っている、スタッフのYです。

充実のヨーロッパ嚥下学会もとうとう終わってしまいました。

今回はこれまでで初めてとなる海外での口演をさせていただきました。現在行っているCOPDと嚥下にまつわる研究について発表させていただいたいのですが、予想以上に反響が大きく、会場内外で多くの質問や意見もいただき、この分野の関心の高さを実感しました。

大柄の欧米人に交じって負けじと発表してきたのですが、どうしても身長が足りず、発表中に足元に表示されるはずの自分のスライドが全く見えなかったり、マイクを大幅に曲げないと声が通らないというトラブルもありました。けれど、そうしたことも含めて何度か会場の笑いをとれたので、関西人としては良しとします。内容はさておき、一つしかない大人数の会場で笑ってもらえたり拍手で迎えられるのは気持ちが良いものですね。

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今年から院内で定期的に開催している「えんげ塾」に関するポスター発表も多職種の方々が興味を持ってくださり、自施設でも真似をしたい、せっかくなので多くの人が繰り返し聴講できるようにeラーニングにしたほうがいい、担当者が変わっても継続可能な形にする工夫をしたほうがよい、などといったコメントもいただきました。またわざわざポスターのところまで来て、COPD研究の口演の感想を聞かせてくださる方も多く、終始暖かく和やかな学会でした。

日本の方々も多く発表されており、自分自身も日常診療につながる研究を行ってまたこの舞台に立ちたいと何度も思いました。アイルランドは実はギネスビールアイリッシュウイスキーの発祥地で、(私は全く飲めないのですが)パブでギターの生演奏を聴きながら過ごす、日々の学会後の時間もなかなか楽しいものでした。

ご指導いただいた部長や、気持ちよく送り出してくれて、忙しい留守を守ってくれた飯塚病院呼吸器内家の仲間たちに感謝でいっぱいです。呼吸器内科に所属しながら、呼吸器ではない学会のために長く不在にすることを快く受け入れてくださり、心から感謝しております。帰国後、気を引き締めて頑張ります。

帰りも3本のフライトを乗り換えて帰国します。大型台風が来ているようで、すでに帰りの便にも影響が出ております…皆様もどうかご無事でありますように。

by res81 | 2018-09-30 20:15 | 学会・研修会 | Comments(0)

ヨーロッパ嚥下学会(ESSD)の様子(慢性呼吸器疾患と嚥下障害)

アイルランドよりこんばんは、スタッフのYです。

ヨーロッパ嚥下学会も中盤になりました。実はこの学会、ラグビー好きには聖地ともされるAVIVAスタジアム内にある、記者会見のようなスペースで開かれています。

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なんと昼食やポスターの会場は、スタジアムを見下ろせる通路で、解放感たっぷりです。ポスターは学会期間中は貼りっぱなしなので、日々見てもらえて、作った甲斐があります。

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これまで行かせていただいた呼吸器関連の国際学会は規模の大きさに圧倒されていましたが、飯塚病院で毎年行かせていただいているうちにいつしかそのスケールに慣れていたところもありました。ヨーロッパ嚥下学会では講演は一部屋でのみ行われており、日本では地方会でも何部屋も同時進行で発表が行われることを思うと、案外こじんまりとした会だなと初めは驚きました。
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けれど参加してみてすぐにわかったのは、だからこそ議論が活発に行えて面白いということです。多職種多国籍の方々が一部屋に朝から晩まで一緒にいるので、自然と生まれてくる一体感のような、だれが演者で誰が聴講者かという境界線も感じにくいような、距離の近さでした。
集中治療や慢性呼吸器疾患領域における嚥下障害の話題も多く、とくにCOPDにおける嚥下障害の評価やケア、そして栄養管理などについてまとまって学べたのは貴重な機会でした。


集中治療領域では、ICUにおける嚥下障害の頻度の多さと嚥下評価や嚥下障害を起こさせない工夫の必要性を詳細に学びました。気管挿管時に予想以上に咽喉頭の損傷があり、20-90%に抜管後嚥下障害がみられます。うち80%では誤嚥を来し、その83%は不顕性誤嚥であるということですので、ベッドサイドでのスクリーニングでは気づけない可能性も高く、注意が必要そうです。しかし抜管後の嚥下障害は24時間以内に劇的に回復する例が多く、嚥下評価のタイミングは難しい(抜管後早期の評価を基準に絶飲食を長期化させてはいけない)とのことでした。集中治療領域における鎮痛鎮静や循環動態の管理にはガイドラインがあるのに嚥下障害については定まったものが何もなく(一日も早く抜管することが嚥下障害にはよいということは共通しているものの)、症例ごと、施設ごとに丁寧な対応が重要になります。


また気管切開後、人工呼吸器からのウィーニングに関しては一般的に行われていますが、カニューレ抜去に向けたウィーニング、つまり分泌物や嚥下を照準としたカニューレ離脱への試みについては私自身あまり積極的に考えられていなかったことを気づかされました。とくに、気流が絶たれた声帯へ空気を流すことは重要で、気管カニューレのカフ上部用の吸引管から酸素を流す方法は訓練になるのみならず、人工呼吸器を使用しながらも発声を可能にさせるコミュニケーション手段(精神面への配慮)としても注目されており、活用してみたいと思いました。

慢性呼吸器疾患に伴う嚥下障害に関しては近年関心も高いものの、多因子が関与しており全身状態不良のことも多いため訓練に難渋します。COPDでは嚥下の前後に吸気が入りやすいことが知られており、これは当科でも共同研究をさせていただいているテーマです。またCOPD、頭頚部癌治療後では嚥下時の肺気量が通常より多いため、嚥下障害が出るようです。頭頚部疾患治療後(中には10年程経過した患者でも)どの程度息を吐いた時点で嚥下をするか(嚥下時の理想の肺気量)を訓練で習得することができ、実際にQOLがかなり改善しているようです。実際に動画でその変化を目の当たりにし、今後COPDにも応用できればと願うばかりです。


講演後に演者の先生方に、日常臨床や自身の研究で感じている葛藤や疑問も恐る恐る相談してみたところ、大変あたたかく相談に乗ってくださいました。いかに臨床場面で注意深く観察するか、現場にあるもので頑張るか、という姿勢に、臨床に限りなく近い学会であることを感じました。実は3年間に学会で来日されていたアメリカの言語聴覚士さんの話を聞いて呼吸と嚥下の協調性に興味を持ったことが今の研究へのきっかけだったので、このタイミングでまたお会いでき、とても励みになりました。

国際学会でありながら気さくに人と出会える暖かさに感謝して、控えている発表を頑張りたいと思います。

曇りがちなアイルランドですが、今日は晴れていたので、今回同行させていただいている先生方と玄関で記念撮影できました。
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by res81 | 2018-09-28 23:41 | 学会・研修会 | Comments(0)

ヨーロッパ嚥下学会(ESSD) ダブリンよりこんにちは

皆さま、お疲れ様です。スタッフYです。
228号先生の記事、「ウサギか!」という突っ込みに癒されながら、あとに続かせていただきます。

少し冷え込むようになりましたが、皆さまお元気にされていますでしょうか。病棟や外来でもインフルエンザや喘息発作の方が増え始めており、季節感を感じております。そういえば呼吸器内科はひときわ四季のある科なのではないかと、季節の変わり目にはいつも感じています。

実はいま、ヨーロッパ嚥下学会に参加するため、アイルランドのダブリンに来ております。到着時の気温は5℃と、慣れない寒さでしたが、ふと立ち寄ったレストランの暖炉の火に 身も心も温まりました。

滑走路の横でくつろぐ牛や馬、髪の毛の何倍ものボリュームのある髭を生やしているおじさま方、国のカラーである緑の帽子やジャケットを着こなす老夫婦、食事に添えられる芋のダイナミックさに、アイルランドらしさを早速感じております。

今回、飯塚病院からは残念ながら一人での参加ですが、道中から東京慈恵医大の谷口先生や、浜松市リハビリテーション病院の重松先生、國枝先生と合流させていただき、安心そのものです。そして食事中に繰り広げられる、嚥下にまつわるマニアックなお話の数々に、ただただ聞き入っております。すでに、嚥下障害の鑑別がぐっと広がった気がしております。

今回ここへ来るまでが(物理的にも、そして演題の採択や発表準備に至る経緯においても)遠い遠い道のりだったので、無事に来れた感謝に浸っております。快く送り出してくださった皆さまに感謝を込めて、明日から頑張りたいと思います。

(ちなみに、そもそもなぜ嚥下にそこまで興味を持つのか、とは自分でも時々突っ込みたくなるのですが、それは最近ご縁をいただいて始まった日経メディカルオンラインの連載の第一回を見ていただければと思います)



by res81 | 2018-09-26 13:43 | 学会・研修会 | Comments(0)

ERS 2018 レポート④:おわりに、徒然なるままに…

こんにちは、スタッフ228号です。
新米スタッフ621号先生と、主婦代表219先生の発表の様子、いかがだったでしょうか?


お二人の頑張りに、ぼく自身とても刺激を受けました。後期研修医の頃は、まさか飯塚にいながら国際学会に行くなんて考えもしなかったですが、初めてTB先生にATSに連れて行っていただいたときのこと、それから国際学会でいろいろとやらかしてしまった失敗談(涙) 等も含め、初心をまた思い出した感じです。


今回の学会では、先日、特発性肺線維症(Idiopathic pulmonary fibrosis: IPF) の新しいガイドラインが発表されたこともあり、その関連のシンポジウムに出たりしていました。ブログに少しまとめたいなとも思いましたが、それは、もう少し自分のなかで噛み砕いてから、そしてガイドラインを踏まえたうえで、どうのように診療していくべきなのか、もう少し煮詰めてからにしたいと思います。


そういえば、ポスター発表にしても、e-poster がだいぶ浸透してきているようで、みながアップしているわけではないですが、ネット上でabstractやposterが見れるのはいいですね。事前にabstractやposterに目を通しておいて、内容を吟味し質問を考えておく。そして、実際に現場に出向いて質問したり、ディスカッションに混じる。そこからまた新しい研究のアイデアが降りてくるかもしれない。スタッフ621号先生がおっしゃてましたが、たしかにそういう参加の仕方、学び方もあるなぁと教えられました。


他にもワークショップに出てみたり、教育セミナーを受けてみたり、クイズ大会に行ってみたり、自分次第で参加の仕方はどうにでもなるのが、こういった学会ですね。


ちなみに、お金さえ払えば(数万円はかかりますが...)、実際に参加していなくとも、大きな講演はネット上で拝聴することができます。スライド自体は、現場よりも、自分のパソコンの画面で観るほうがよく見えたりもします(^_^;)


また、今回日本人の参加は比較的少ないように感じましたが、それでも大分大学や産業医科大学、杏林大学や順天堂大学の先生方と、ほんの少しでしたが、お話できたのは嬉しかったです。なんでしょうね、異国の地で日本人に会うと、なんかこう仲間意識というか、お互い頑張りましょうね! みたいな気持ちがフツフツと沸くのでした。そういえば、お土産を買いに行ったスーパーで、偶然日本人の方と出会い(おそらくパリに住んでいる方)、こちらは何も聞いていないのに、オススメのお土産をわざわざ教えてくれた方がいらっしゃいました。もちろん日本人らしく、そのお土産を買ったわけですが(笑)、名前も知らないおじさま、どうもありがとうございました。


パリで過ごすなかで、タバコの煙で少し喉を痛めたり、地下鉄の扉に二度はさまれたり(後輩たちはあたたかく見守ってくれてましたね...泣)、食物繊維の摂取が足りないせいか便がコロコロ硬い日も続きました(←ウサギか!!笑)。そんななかでも、パリの街並みやそこに住む人々、ダンディーな顎ひげ、キックボード(今どきは電動もありますね!) や地下鉄の乗り方、扉の開け方、さらには信号無視にも(笑) ある程度慣れてきたなか、いつかまたパリに来ることはあるのかなぁと名残惜しさを感じながら、ひとまず朝食で毎日お世話になったパン屋さんにお礼を言って(本当はもっと感謝の気持ちを伝えたかったのですが英語力が足りず…)、パリを発ったのでした。


さて、われわれ飯塚三銃士(??笑) のERS 2018奮闘記は、これで終わりますが、医師人生は今後も続くわけで… 今回の経験を活かせるようまた日々精進していきたいなと思っています。サポートしてくださったみなさま、ERSに関わったすべての方に感謝の思いでいっぱいです(少し大袈裟な気もしますが...笑)。引き続きよろしくお願いいたします。

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by res81 | 2018-09-26 03:27 | 学会・研修会 | Comments(0)