飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81
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福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。

呼吸器内科スタッフ10名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+後期研修医3名(H30年4月現在)+特任副院長1名で、日々楽しく頑張っています。
大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。

飯塚病院呼吸器内科では、後期研修医やスタッフを募集しています。ご興味のある方は
iizukakokyu@gmail.com までご連絡ください。

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カテゴリ:学会・研修会( 92 )

宮崎にて、呼吸器学会地方会

こんにちは、スタッフYです。
暖かい日差しに春の訪れを感じます。

昨日は呼吸器学会・結核病学会の九州地方会のため、宮崎へ行っておりました。当科からは一般演題 7人、座長 2人、講演が1人という大所帯で参加させていただきました。こんな和やかな雰囲気のなか発表や意見交換ができる学会は初めてでした。宮崎大の先生方ありがとうございます!

今回は初期研修医1年目の2人が、当科ローテート中に経験した症例を発表してくれて、立派な学会デビューを飾りました。努力の甲斐あって質疑応答もしっかりこなした2人の姿は、本当に頼もしいものでした!

そして当科のママさんドクターによる男女共同参画の講演は、学会の締めくくりにふさわしい、素晴らしいものでした。当科がこれまで歩んできた道のりや、増える仲間の多様性に柔軟に合わせている試行錯誤の取り組みが、大会場の舞台上で次々と紹介され、なんと良い職場で働かせていただいているのかと勝手に感謝が込み上げました。

多人数での飛行機移動や、お互いの発表を応援しようと慌ただしく部屋の行き来をしたり、そして宮崎の地元料理を頂いたりと、ひとつひとつがとても特別な時間でした。

ご自身も発表と座長を掛け持ちしながら、これだけの数の発表をご指導くださったTB部長にはただただ頭が下がります。

そして病棟を守ってくださった228号先生、GY先生、MO先生も、本当にありがとうございます!

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by res81 | 2019-03-17 15:21 | 学会・研修会 | Comments(0)

第16回九州びまん性肺疾患研究会

スタッフのTBです。

本日は第16回九州びまん性肺疾患研究会に参加してまいりました!

いずれも興味深い3演題を、日本のトップの先生方の詳しい解説付きで勉強することができ大変贅沢な思いをしました。

当科後期研修医のMuraMura先生が第2演題の若手読影を担当し、立派に診断にたどり着いておりました。ご苦労様でした!

私は第3演題の司会をさせて頂き、拙くも何とか役割を果たせた…でしょうか(汗)

いずれにしても、本日たくさんの学びを得ました。

次は症例提示にトライしましょう~

(写真は反省会にて)
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by res81 | 2019-03-02 21:37 | 学会・研修会 | Comments(0)

嚥下障害の研修③(ヨーロッパ嚥下障害学会主催、マタロ病院にて)

こんばんは、3週間滞在したマタロと別れを惜しむスタッフYです。
空港に到着してから日本語がちらほら聞こえてくることに違和感を覚えています。そういえば日本語をこんなに長期間 話さなかったのは初めてなので、帰国後どうなるのでしょう。

濃密でまとめ難いのですが、この研修を受講した目的別に振り返ってみました。

1. 嚥下の基本を学ぶこと
これまで国内外の学会や浜松での研修に行かせて頂いて、新発見溢れる一方で、基本のないところに応用編が乗っかったような、なんとも言えない落ち着かなさがありました。今回の「嚥下障害総ざらい+α」コースは、知っていることも多いものの、基本をきちんと身につけるには最高でした。

2. 嚥下の世界で通用する英語を習得すること
嚥下を語るのは日本語でも難しく、まして英語論文を読んだり国際学会で講演を聞くのには難渋していました。英語漬けの日々のおかげで嚥下について議論もできるようになりました。

3. 世界を知り日本の現状を見る視点を得ること
最先端を知ることも重要ですが、優劣に関わらず別世界を知ることは大切だと思うのです。これは誤嚥性肺炎に限ったことではありません。スペインもインドもスロベニアも、日本と似たような課題を抱えながら色々と模索しているようでした。

4. 院内の誤嚥性肺炎の診療をより良くすること
5. 誤嚥性肺炎について発信すること
実習や仲間との会話を通じて色々な案が浮かび、その都度相談できるという、なんとも恵まれた環境でした。しつこいぐらい議論する日々のおかげで、多職種連携の意義をようやく理解したような気もしました(今更ですが)。

6. 嚥下に取り組む仲間を得る
多国籍、多職種、経験年数や現場も様々なクラスメイトや先生方と出会いました。何よりも得難い宝で、既に再会が待ち遠しいです!

と、終わったような書き方になってしまいましたが、まだ実習を終えただけでした。帰国後にはまたオンライン授業と試験や課題が続々と予定されています。

それにしても仕事をこんなに長期間しなかったのは初めてです。自分の暮らし方、生き方を見つめる機会にもなっちゃいました。このコースをお勧めするかどうかはさておき、日常や仕事を離れて何かに専念する時間が本当に貴重でした。この機会を与えてくださった部長と、全面的に支えてくださった呼吸器内科の方々に心から感謝しております。帰国後、頑張りますのでよろしくお願い致します!


<嚥下食の調理実習>
美味しく健康的な嚥下食をシェフに教わりました
特別な機器は使わないのに鶏肉がスプーンで潰せる感動
飯塚で研修医の先生たちと苦戦したコーラのとろみ付けも、色々実験してようやくうまくいきました
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〈実習とマタロ〉
色々な条件下でとろみの程度を測定しました
嚥下訓練の道具も色々あるようです
ちなみにマタロには、あのガウディの初めての建築があります(写真左)
最終日、通学前に海辺で日の出を見ました☺︎

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by res81 | 2019-02-23 17:09 | 学会・研修会 | Comments(0)

嚥下障害の研修②(ヨーロッパ嚥下障害学会主催、マタロ病院にて)

マタロよりこんばんは(こちらは早朝です)。
嚥下障害の研修も最終週が始まろうとしています。
早朝の登山のような通勤から、日々の授業や実習、病院に残ってみんなで勉強、そして帰りにアツアツのフランスパンを買って帰る生活が「日常」になってきました。

大変だった試験の数々もようやく一区切りして、この週末はここへきて初めての外食をしました。病院食堂や自炊も楽しいけど、みんなで食べるパエリアは格別でした!

この2週間、講義や実習のため多くの先生方がヨーロッパ各国から来てくださいました。職種や専門分野、国籍や診療の環境も異なるのに、嚥下障害の診療への熱意はものすごいものがあり、楽しく受講できました。学会の中心になっている先生方なので、「今世界はこう動いているけど、どこどこは状況が違う」といった意見を聞けるのも貴重です。

講義と言ってもこちらでは質問や意見があれば誰でもすぐに発言するので、一方的に聞いていて置いて行かれることや眠くなることもありません。ハラハラするぐらい意見がぶつかり合うことも日常ですが、あくまでも嚥下障害に関する議論であり、個人に対する攻撃ではないので、終わった後にまたいつも通り仲良く話せる清々しさがあります。

今週は倫理多職種連携のワークショップなどがあり、またこの2週間でお会いした先生たちにいろいろと相談したところ、個別にディスカッションの時間を設けてくださるとのことで、楽しみなことが続きます。

飯塚の方々にはまた負担をおかけしてしまうのですが、残り1週間、よろしくお願いいたします。


<異文化な実習>
嚥下内視鏡をお互い練習しました
・画質の良さと初めて見る自分の声帯に感動して、画面を自撮り
栄養指導の資料に書かれた食材は未知
・利き酒ならぬ、利きとろみ水
 やはり第三世代は格別
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<マタロでの生活>
通勤路から見える海がきれいすぎて毎日撮ってしまう
・路面の模様もかわいい
・スーパーの規模がすごい(ハム売り場、トマト売り場)
・食堂の昼食、3人前ぐらいあるけど毎日完食

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by res81 | 2019-02-18 14:50 | 学会・研修会 | Comments(0)

嚥下障害の研修(ヨーロッパ嚥下障害学会主催、マタロ病院にて)

地球の反対側からこんにちは、スタッフYです。

実は今、スペインのマタロというところへ来ています。

嚥下障害の評価と治療に関する大学院のコースのようなものを昨年からオンラインで受講しているのですが、実習や試験のため現地に2回出向くことになっており、今回その1回目ということになります。

このコースはヨーロッパ嚥下障害学会が主催しており、学会長が所属するバルセロナ自治大学やマタロ病院が拠点にはなりますが、ヨーロッパ各地の専門家がビデオ講義をしてくださるほか、現地実習に合わせて各国からマタロへ集まってくださるそうで、ありがたいことこの上ないプログラムです。

とはいえ、出願や入学の段階から煩雑な手続きに追われ、さらにはオンラインの授業や小テストの想像以上の大変さには、正直めげそうでした。週30時間以上費やすように、と聞いてはいたものの、まさかそんなことはないだろうとなめていました(与えられた課題の一部分しかこなせていませんでした)。

今回ようやく実際に仲間たちと会うことができて、これまで画面越しに各々がもがいていたところがみんな同じだったことが分かって、笑いが絶えません。

受講言語により二手に分かれるのですが、スペイン語クラスはスペイン各地および南米各国から25人ほどが集まっている一方で、英語クラスはなんと7人だけでした。たった7人のために英語の動画や教材を作っていただき、現地実習では通訳を用意してもらっていると思うと、その贅沢さにさらに気が引き締まります。ちなみに英語クラスのメンバーはサウジアラビア/インド耳鼻科医エジプト理学療法士スロベニア/ギリシャ/イタリア言語聴覚士と、日本呼吸器内科医(私)です。少人数なので質問や意見交換も活発で、各国の嚥下障害診療の違いも垣間見えて面白いです。

初日の今日は、SEP/MEP(TMS)など電気刺激による嚥下機能の分析法の原理を学んだ後、お互いに機械を装着して体験しました。マノメトリーの講習では原理を学んだ後、実際に嚥下障害を訴えて来院した患者さんの検査場面を見学させていただきながら、症状とマノメトリーの所見から病態を考える練習をしました。

解剖学、神経生理など日本語でも難しいテーマを英語で扱うので頭の中は大混乱ですが、解放感あふれる海の風景と、人々のやさしさに救われます。

呼吸器内科医にとっては最も忙しいこの時期に、3週間も不在にするというとんでもないスタッフを、快く送り出してくれた飯塚病院呼吸器内家の一人一人に、感謝してもしきれません。一つでも多くのことを持ち帰れるように、精一杯頑張りたいと思います。



<写真1:海辺の街 マタロ
・海岸すれすれを走る電車で到着(飯塚から30時間以上経過)
・赤い駅舎は青空によく映えます

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<写真2:山の上のマタロ病院
・通学は徒歩40分の上り坂
・振り返ると、ともに登る朝日が刻一刻と表情を変えます
・駐車場にはヤシの木(上を向いてるとまるで海辺)
・TMS経験しました。目や鼻に走る刺激感が何とも言えません

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by res81 | 2019-02-05 14:48 | 学会・研修会 | Comments(0)

APSR 2018 ④ 学会報告!!

こんにちは。飯塚病院呼吸器内科後期研修医のM.Oです。
現在、国際学会APSR2018に参加させていただいています。
国際学会は昨年のCHESTに続き人生で2回目ですが、海外という環境に圧倒されっぱなしです。

昨日、ポスター発表をさせていただきました。
英語が上手く伝えることができず、ほぼスルーされてしまいましたが…何とか発表を終えられました!!
サポートしてくださった先生方やスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
今回の経験を今後に生かせるよう、もっと英語を勉強しようと思います。
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今回、2度目の国際学会に参加して、世界の広さや自分の未熟さを改めて痛感させられました。
様々な疾患についての検査や治療など、知らないことがまだまだたくさんあります。
肺癌の治療に関しても、次々に新しい薬剤や治療戦略が出てきています。
参加した肺癌のセッションでも、肺腺癌について新たな遺伝子変異や耐性機序、検査方法などが重要だと言われていました。
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臨床現場で、若年の肺腺癌の患者様を診させていただく機会がありました。
当初は遺伝子変異を検出せず、殺細胞性抗癌剤で治療を行っていましたが、LS-SCRUMの遺伝子スクリーニングで希少な遺伝子変異を認めたため、今後、臨床試験への参加が期待できています。
今後、効果の期待できる治療が見つかり、少しでも元気に大切な人との時間を過ごしていただけるよう願っています。
このようなsevereな症例を、主治医として診させていただける環境に本当に感謝しています。
治療方針など相談に乗ってくださる上級医の先生方、病棟や医局のスタッフの皆さん、そして何より、治療を一緒に頑張って下さる患者さんご本人とそのご家族さんには感謝しかありません。

今回、学んだことや感じたことを今後に生かしていきたいと思います。
病棟を守っていただいた皆さま本当にありがとうございました。
今から帰国します!!明日から、また元気に働きます!!
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by res81 | 2018-12-02 13:43 | 学会・研修会 | Comments(0)

APSR2018 @台北 3日目

こんばんは、後期研修医GYです。

台北の温暖な気候と気さくな人柄に触れながら充実した日々を過ごしております。


本日はAPSR3日目、発表日でしたので簡単にその内容をご紹介させていただきます。

“An autopsy case of ruptured liver metastases from small cell lung cancer: Case report and literature review.”というテーマで、小細胞肺癌の肝転移巣破裂に関して剖検例を参考に考察を致しました。

小細胞肺癌の肝転移はしばしばみられますが、肝細胞癌と異なり破裂することは稀と考えられております。

症例は50歳男性、PS0、右肺門部の異常陰影を指摘され来院し精査の結果、進展型小細胞肺癌(同側肺門縦隔リンパ節腫脹あり、多発肝転移あり、骨転移あり)の診断に至りました。

CBDCA+ETP投与後、数時間経過して嘔気・倦怠感が増強し、翌日の明け方に血圧低下・心停止となりました。病理解剖の結果、肝臓への小細胞肺癌のびまん性浸潤と肝被膜下の血腫、血性腹水を認め肝転移巣破裂に伴う出血性ショックが死因と考えられました。


多血性腫瘍、壊死傾向、肝被膜下の腫瘍、肝静脈の密集、腹圧が高まる状態、急速な腫瘍増大が肝転移巣破裂のリスクであり、本症例でもこれらをほぼ満たしていました。本症例以外にも過去に肺癌の肝転移巣破裂は11症例報告されていますが、このリスクを念頭において今後も治療に当たるべきと考えております。

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ここ台湾では漢字と英語と日本語と、どれも同程度に通じる気がしてとても便利です。参加者の先生方との交流や食事、文化や自然と異国の空気を感じることはやはり面白みがあり気分一新しました。

このような機会に感謝して、また来週以降の現場で精進していきたいと思っております。


by res81 | 2018-12-02 00:12 | 学会・研修会 | Comments(0)

APSR2018@台北 2日目

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皆さま こんにちは、後期研修医ORです。

今年初めてAPSRに参加する機会をいただき、台湾に来ております。2日目は国際学会での初めてのポスター発表でした。


「ベンゾジアゼピン常用は喘息発作の頻度を上昇させるのか」という演題名で発表しました。結論から言うと、今回の後向き研究では関連性は低いと思われました


COPD患者の眠剤使用は、肺炎やその他呼吸器症状のリスクと関連があると言われています。また不眠が喘息関連症状の増悪因子である事も報告されています。

ベンゾジアゼピンはGERDの誘因として知られて、GERDは喘息発作の誘因の1つともされています。しかし、眠剤と喘息発作の関連性は不明であり、今回の研究テーマとしました。


20131月から20185月までに1年以上経過観察された喘息患者135例を対象としました。患者は以下の4群に分類されました。(a)眠剤非使用者、(b)ベンゾジアゼピン使用者、(c)非ベンゾジアゼピン使用者、(d)両方使用者。喘息増悪の頻度および最初の喘息増悪までの時間を比較しました。


各群の患者数は以下の通りでありました:(a)眠剤非使用者、103; (b)ベンゾジアゼピン使用者、12; (c)非ベンゾジアゼピン使用者、7; (d)両方使用者、13。両群とも喘息増悪の頻度に有意差はなく(p = 0.528)、ベンゾジアゼピンの日常的な使用は最初の喘息増悪までの時間と関連しませんでした(p = 0.844)。


結論としてこの後向き研究では、喘息増悪の頻度に有意差がなかったことを示唆しました。


初めての国際学会での発表で緊張しましたが、何とか無事(?)終える事が出来ました。

2日目は午前O先生とG先生、午後M先生となります。みんなで応援してきます!


最後になりますが、忙しい中、快く送り出してくださった呼吸器内科また現在所属している総合診療科の先生方には感謝しております。その気持ちを抱きながら学んできます。


by res81 | 2018-11-30 15:06 | 学会・研修会 | Comments(0)

APSR2018@台北 1日目

皆さま こんにちは
スタッフM&Mです。

今年もAPSRに参加する機会をいただき、台湾に来ております。
福岡から2時間程度と、帰省するよりも短い移動時間でした。

初日は各自ワークショップに参加しました。私は重症喘息のセッションに出てきましたので少しだけご紹介します。

重症喘息は全喘息症例の5−10%程度と言われており、最近治療法が増えてきています。
ただ、重症喘息かもしれない症例に出会った時に大事なことはまず改めてその症例を下記の通りじっくり見返すことです。
⑴ 患者さんの吸入手技を実際に確認すること、そもそも吸入し忘れがないか確認することから始まります。
⑵次に診断の確認を行います。
⑶併存症があれば、そのコントロールがうまくいっているか評価。コントロール不良であれば治療を強化します。
⑷上記確認後に喘息治療をステップアップします。

ステップアップする時に悩ましいのが生物学的製剤に関してです。ここ最近生物学的製剤の種類が増えてきておりどの薬剤を選択するのか、治療効果判定のマーカーや投与中止の判断など使用方法に悩まされることが増えてきました。
そこで、今回のワークショップではまず生物学的製剤に関するテーマが取り上げられておりました。
*オマリズマブの効果が特に期待される症例
呼吸NO値が高値、血中好酸球数増多、血清ペリオスチン高値
*上記はいわゆるタイプ2の喘息症例ですが、これらが低い症例でもオマリズマブの恩恵を受けます。ただ、その反応は緩徐であり不十分と報告されていました。
*肥満症例、発症年齢が低い症例などはオマリズマブの投与中止後増悪のリスクとなるようです。

ただ、生物学的製剤の選択方法や使用方法に関しては未だに確固とした基準がなく様々な意見が飛び交っていました。

そのほか、サーモプラスティ(BT)も取り上げられていました。
日本でもBT症例が増えてきており下記のように適応症例などに関しての報告が増えてきています。
*BTの効果に関してはallergic、non-allergicで差はない
*気道リモデリングにより気管支壁が肥厚しているような症例で特に有効
*生物学的製剤無効例、好中球性の気道炎症症例などで有効

このワークショップでは重症喘息に対するアプローチの方法を学びましたが、患者さんに合った治療法を選択することの難しさを改めて感じました。ただ、ここには書ききれない学びもたくさんありましたので帰国後改めて科内で共有させていただきたいと思います。

初日はワークショップだけでしたが、いよいよ明日から発表が始まります。
トップバッターは、癒し担当 O先生です。みんなで応援してきます!

最後になりますが、忙しい中、快く送り出してくださった呼吸器内科の先生方には感謝しております。その気持ちを抱きながら学んできます。



by res81 | 2018-11-29 22:01 | 学会・研修会 | Comments(0)

第27回Pneumo Forum

スタッフのTBです。

本日は東京に来ております。
第27回Pneumo Forumに参加させていただきました!

我が国トップの呼吸器臨床+研究をなさっている先生方の前で、
42歳以下の若手?医師たちが自身の研究内容を発表する会です。
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恥ずかしながら私も発表させていただき、
とても良い経験になりました。
たくさんの刺激をうけ、
これからも臨床と研究を両方続けていきたいと
改めて認識いたしました。

明日はIPF新ガイドラインについて勉強の会です!
しっかり勉強してまいります。




by res81 | 2018-11-17 22:05 | 学会・研修会 | Comments(0)