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飯塚病院呼吸器内科のブログ
by res81
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福岡県の飯塚病院呼吸器内科のブログです。

呼吸器内科スタッフ11名+呼吸器腫瘍内科スタッフ1名+後期研修医2名(H31年4月現在)+特任副院長1名で、日々楽しく頑張っています。
大学の医局に関係なく、様々なバックグラウンドのドクターが集まっています。

飯塚病院呼吸器内科では、後期研修医やスタッフを募集しています。ご興味のある方は
iizukakokyu@gmail.com までご連絡ください。

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カテゴリ:ジャーナルパトロール( 44 )

ほぼ日刊ケースレポートパトロール㊲:A golden conundrum

Garner JL, et al.
Am J Respir Crit Care Med. 2019 Sep 1;200(5):631-632. doi: 10.1164/rccm.201811-2222IM.

英国Royal Bromptonより。

67歳男性、クウェート人。

間欠的な咳嗽、労作時息切れで受診。両肺のcrackleと黄疸あり。

CTで膵頭部腫瘤と胆管・膵管拡張、両側胸水、荷重部のコンソリデーション、小葉間隔壁肥厚、多発肺転移、癌性リンパ管症疑い。

気管支鏡を行ったところ…気管支粘膜も黄色く、BALFはgolden(ビリルビン+)!

最終診断は膵頭部癌(腺癌)の多発肺転移。


全て黄色くなるのですね。
タイトルもおしゃれで、勉強になりました。

by res81 | 2019-09-18 17:13 | ジャーナルパトロール | Comments(0)

ほぼ日刊ケースレポートパトロール㊱:招かれざる客

Migrated Endovascular Coil. An Unwelcome Guest.
Riley L, et al.
Am J Respir Crit Care Med. 2019 Aug 1;200(3):384-385. doi: 10.1164/rccm.201811-2172IM.

フロリダからの報告。

57歳女性、2カ月持続する息切れ・胸痛・咳嗽で受診。

骨盤静脈不全に対し、3年前に内腸骨静脈にコイリングされていた既往あり。

レントゲンとCTで…右下肺動脈にコイルが詰まっている!
その後、右肺下葉切除術でコイルを確認。

こんなことあるんですね…
by res81 | 2019-09-12 14:11 | ジャーナルパトロール | Comments(0)

ほぼ日刊ケースレポートパトロール㉟:Blue Nose Sign

Blue Nose Sign: Critical Care Presentation of Toxic Ingestion.
Turner FJ, Patel V.
Am J Respir Crit Care Med. 2019 Aug 15;200(4):510. doi: 10.1164/rccm.201807-1337IM.

テネシー大学より。

薬物を鼻から吸うと鼻が壊死することがあるそうです。
一発診断ものですね。
強烈です…

by res81 | 2019-09-11 19:39 | ジャーナルパトロール | Comments(0)

ほぼ日刊ケースレポートパトロール㉞:気管支閉鎖症の内視鏡治療

諸事情で1週間休んでおりました。
再開いたします!

Masroujeh R, Young B.
Am J Respir Crit Care Med. 2019 Aug 1;200(3):e25-e26. doi: 10.1164/rccm.201806-1169IM.

驚きました!

気管支閉鎖症のためほぼ閉塞している気管支を、気管支鏡でバルーン拡張するとは…

これまで考えたことがありませんでした…orz
by res81 | 2019-09-07 19:27 | ジャーナルパトロール | Comments(0)

ほぼ日刊ケースレポートパトロー㉝:32歳女性の多発巨大肺嚢胞

Difficult diagnosis and rare morphology of lymphangioleiomyomatosis with giant cysts.
Welter S, et al.
Respir Med Case Rep. 2019 Jun 9;28:100873. doi: 10.1016/j.rmcr.2019.100873.

ドイツから。

32歳女性の2回目の気胸。
肺に巨大嚢胞多数。

診断は…やはりというか、なんと!というか…LAMでした。
HMB-45がなかなか染まりにくかったようです。

肺嚢胞がここまで大きくなるケースは珍しいです。



by res81 | 2019-08-30 17:07 | ジャーナルパトロール | Comments(0)

ほぼ日刊ケースレポートパトロール㉜:フィリピンからの移民の多発肺結節

Forty-two-year-old woman with incidental bilateral nodular opacities on chest X-ray.
Magner KMA, Beckert L
Thorax. 2019 Sep;74(9):920-921. doi: 10.1136/thoraxjnl-2019-213518.

ニュージーランドから。

42歳フィリピン人女性。

移民の際のルーチンのレントゲン写真で両肺の多発結節を指摘。
CTで両肺に境界明瞭・辺縁整な大小の結節を認める。

何かの感染症かな…と思わせておいて…

病歴聴取の結果、下顎のameloblastoma(=エナメル上皮腫)切除歴あり。
肺病変は、その転移巣でした。

ameloblastomaは歯原性腫瘍の1つで他臓器への遠隔転移は非常に稀だそうです。
遠隔転移出現後の生存期間中央値は3ヵ月~5年で、最も長い症例は37年とのことでした。
転移後の確立された治療法はなく、ケースバイケースのようです。
by res81 | 2019-08-29 12:26 | ジャーナルパトロール | Comments(0)

ほぼ日刊ケースレポートパトロール㉛:妊婦の喀血+呼吸不全

Massive haemoptysis and ventilatory failure in pregnancy.
Flight WG, et al.
Thorax. 2019 Aug;74(8):818-820. doi: 10.1136/thoraxjnl-2019-213292.

オックスフォードから。

36歳の妊婦。
大量喀血で搬送。

15年前に気管支拡張症と診断、21歳時に手術を必要(肋骨切除も)とする胸膜炎の既往あり。
低肺機能で、るい痩が強い状態。

妊娠中のBAEは安全性が不明なので、保存的治療を選択。
呼吸状態が悪化し、NPPV開始。

気管支拡張症の原因検索を行うと…Cystic fibrosisでした。

その後何とか36週で帝王切開し、無事ICUからも退室できたそうです。
今後は肺移植へつなぐ方針となりました。

多職種連携の重要性が強調されていました。
by res81 | 2019-08-28 08:32 | ジャーナルパトロール | Comments(0)

ほぼ日刊ケースレポートパトロール㉚:移動するコンソリデーション

Wandering consolidation.
Kawahara T, et al.
Thorax. 2019 Aug;74(8):821-822. doi: 10.1136/thoraxjnl-2018-212059.

川崎医大から。

47歳男性、微熱と移動するコンソリデーションあり。
何か原因が無ければ、普通にCOPと診断してしまいそうですが…

実際、この症例もステロイド治療が最初なされていました。
しかし改善は乏しかったとのことです。

実は5カ月前にafのためアブレーションの病歴があり、造影CTで肺静脈の狭窄を認めました。病理では肺胞壁の肥厚と浮腫、うっ滞した毛細血管の増生、浮腫状の腔内線維化が認められ、肺静脈狭窄症による陰影と考えられました。

病歴は大事ですね。


by res81 | 2019-08-27 13:59 | ジャーナルパトロール | Comments(0)

ほぼ日刊ケースレポートパトロール㉙:右下肺野の腫瘤

Right subdiaphragmatic renal ectopia mimicking lung tumour.
Hirayama I, et al.
Thorax. 2019 Jul;74(7):721. doi: 10.1136/thoraxjnl-2019-213282.

東京大学救急部から。

発熱と昏睡状態の76歳男性。

レントゲンで右下肺野に腫瘤あり。

CTを撮ると…腎臓が!

異所性腎+尿路感染症でした。

異所性腎は1000:1-5例程度だそうです。

さらに高位腎は異所性腎22例に対し1例程度だそうで、とても稀なケースでした。
by res81 | 2019-08-24 22:28 | ジャーナルパトロール | Comments(0)

ほぼ日刊ケースレポートパトロール㉘:中皮腫のparaneoplastic syndrome

Paraneoplastic phenomenon in mesothelioma.
Waqar AB, et al.
Thorax. 2019 Jul;74(7):719-720. doi: 10.1136/thoraxjnl-2019-213176.

UKから。

中皮腫のparaneoplastic syndromeとして、抗Ma2抗体陽性の神経症状を呈した症例です。

稀…ですが…覚えておくと…
by res81 | 2019-08-23 19:48 | ジャーナルパトロール | Comments(0)